note始めました「さがす」
音楽と映画が好きです。
しかし
基本、邦楽は聴かないし邦画は観ないです。
興味ありません。
それは私が日本人だからです。
私がカルチャーに求める物は
ワクワクやドキドキ、刺激であって
慰めや癒しではないからです。
自分と同じ日本人がやってることを
観たり聴いたりしても
それがどんなことであっても
日本人がやってるというだけで
それは結局私にとっては普通であって
ワクワクドキドキすることなどありません。
でも洋楽や洋画(洋ピン含むw)は
生活習慣も価値観もサイズも違う外人がやってるってだけで
それはもうファンタジーでありスリルとサスペンスな
完全な非日常なのです。
だからたまりません。
だからもし私が欧米人だったら逆にめちゃ邦画観るなたぶん。
そんな邦画にももちろん例外はあって
自分にとっては音楽や映画に関して
スキルやクオリティーや完成度とか芸術性とか
そんなものはマジどーでも良くて
高きテンションと熱きパッション
それさえあればもうサイコーなのです。
だから邦画であってもそこらんへんで
非日常を超えてくる作品はサイコーなのです。
「さがす」観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=oWZlojvU0VM
核が無いだのドラマが無いだの
酷評とかもありますが
それは攻めてる証。
「ベイビーわるきゅーれ」
「真・事故物件 本当に怖い住民たち」
に続く攻める邦画。
エロDVDの山とアダルトグッズに埋め尽くされた部屋に
若者を連れ込む変態じじい。
死にたいという女たちの望みをかなえ
白ソックスを履かせて自慰にふけったあげく
バラバラに解体保存するサイコパス。
娘の心配をかえりみず金欲にとりつかれて
その依存症となるクズ親父。
大馬鹿どもが織りなす滑稽極まりない人間模様。
大阪西成を舞台にしつつも
シリアスなヒューマニズムなどに逃げず、
エモさに頼らず、
スクリーンいっぱいにパッションぶちまけた超傑作!
佐藤二朗はもちろん伊東蒼がヤバい。
そしてそれ以上に
おかん役の成嶋瞳子がとにかく素晴らしい!
観る者各々で「さがす」映画の醍醐味。
サイコーですサイコーですサイコーです。
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