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イギリス滞在記(番外編その1)

こんちゃ!早いものであと1週間で帰国となりました。
一瞬でしたね。
ということで今回もイギリス滞在記を書いていこうと思うんですが今回は番外編です。先週1週間よりこの土曜日の方が濃いくらい本当に大岩亭くらい濃厚な日を過ごしたのでそのことについて書きます。

まず土曜日何をしたかと言いますと。はい、アーセナルのアウェイを見にバーミンガムに行ってきました。まあアウェイ側ではなくホーム側、アストンヴィラ側で見たんですけども。一応「16-17シーズン以降にアストンヴィラの試合を1試合以上見たことがある」っていうチケット購入の必須条件満たしてたのでこれは行くしか無いと即断。
しかしここでまず問題発生。チケットを買った次の日に携帯が死亡。wifi無しでは携帯が使えないという絶望的な状況になりました。
だがしかし。1回行ったことあるしなんとかなるやろの精神でした。
んで土曜日。無事にバーミンガムに到着。念のため2時間くらい余裕を持って到着したので迷わない程度にそこら辺を散策。丁度クリスマスマーケットをやってたのでそこでチュロスを買いました。イスパニア学科なので。ただの砂糖付きかソースにするか選べたので生粋の甘党としてしっかりヌテラを選びました。がしかしこの選択でまず1つ目の不幸が訪れます。
チュロスにドバドバかけられたヌテラのチョコソース。これ、直でかけられてて素手で食うんすよね。言えばなんか貰えただろうし多分チョコも別の容器に入れて貰えただろうけど意気地なしかつ英語弱者の僕にそんなことはできませんでした。最初はまあ普通に食えたんすよね。でもチョコの重みでチュロスがちぎれてたり、そもそも全体がチョコに浸ってたりするとまあ大変。ご想像の通り手がベッタベタになりました。そしてここはイギリス簡単に手を洗えるところなどありません。そんで更に持ってきたちっこいリュックのようなナップサックのようなものが重みで破れ、持ってきた本やらティッシュやらを素手で持ち運ぶ事態に。早速萎えます。しかしここは流石の僕。近くのスーパーで水買ってそれで手洗ってついでに袋を買っちゃえばいいじゃないかと考えたのです。流石俺。早速テスコで水を購入し袋もゲット。んで入れ替えようと袋を地面に置いた瞬間。風で吹き飛ばされました。なんせこの日は風が強かった。全てを諦め、決戦の地ヴィラパークへ。ジャンパーを2枚重ねで着てその下にサカのユニフォーム。アーセナルファンなのがバレたら殺されかねないので最新の注意を払います。
まあこの前の試合であらかたチャントは覚えたので完璧になりすますことはできるでしょう。
試合はというと開始早々いきなり失点。舌打ちをこらえ喜ぶフリをします。その後はアーセナルが試合を支配するも決定力不足に泣き1-0で負け。
アウェイで負けるってこんなにも辛いモノなのか。ブチ切れながらスタジアムを後にします。これが2番目の不幸と言ったところでしょうか。
さてさてここからも戦いは続きます。後は無事に家に帰れるかどうか。なんせwifiがない。幸いバス停の位置は覚えてたのですぐにバス停に到着。バスを待つ。猶予は1時間。地図なしってことを考えると少しでも早く着いておきたい。すぐにバスが来た。が、人が多すぎてそもそも止まってもくれなかった。次のバスは20時21分。正直ギリギリではある。ヒヤヒヤしながらバスを待つ。がしかし。バスは来ない。そうここはバーミンガム。前来たときもバスが来なくて危うくバスに乗れないところだった。ちなバスは20時55分。待てども待てどもバスは来ない。そろそろタクシーにでも乗った方がいいのか。が、僕はケチである。最終的な損得に関係なくいらん金は使いたくないのである。で、バスがこないまま21時になった。はい、バスを逃しました。ここで頭には3つくらい選択肢が浮かびます。1.電車で帰る 2.もう一回バスを取る 3野宿
無論3が最悪の選択肢になるわけですがちょっとワクワクしてました。頭がおかしいので。とにもかくにもバスが来ないと何も始まらない。1時間くらい待ってようやくバスが来た。本当に意味が分からない。そしてバーミンガム中心部へ到着。まずは電車での可能性を模索します。駅でフリーwifiをゲット。フリーwifiの重要性に関してはベトナムでしっかり学びました。そして泣きながら駅員にネイティブの赤ちゃんよりざっこい英語でここからロンドンに行けるか聞く。答えはno
さあどうしよう。中心部なのでホテルに泊まることはできる。がしかし次の日は正午からアーセナルの試合。なのでできるだけ早く帰りたかった。
フリーwifiでバーミンガムからロンドンへ電車で帰る方法を模索。どうやら違う駅からならロンドンまでいけるくさい。ということでその駅であるバーミンガムニューストリートを目指す。しかし、wifiがないので中々たどり着けない。途中通行人に道を聞かれたが分かるわけが無かった。だって俺も迷ってるし。幸い現地の人に道を教えてもらったので時間はかかったが駅には辿り着いた。そして駅の電光掲示板を見る。うむ。こりゃロンドンには帰れないくさい。いよいよイギリスで最も犯罪率の高いバーミンガムで野宿をしなければばらない可能性が高まってきた。しかし駅ならフリーwifiを拾える。そこで今からでも間に合うバスを探すことに。23時に出るバスがまだ残ってた。バス停までたどり着けるか一度ルートを確認してから予約することに。駅から5分くらいのとことろにバスストップがあった。これなら行ける。駅に戻って予約をしようと僕は考えていた。がしかし。その間にチケットは売り切れていた。これが何を意味するか。そう、野宿である。その後のバスは早くても3時50分だった。ここはバーミンガム。日本より治安が良くないイギリスにおいて最も犯罪率が高い。そんな場所で野宿なんて….
最高じゃないかぁ! そう僕はこういう状況になると一周してワクワクしてくるのである。そして僕は3時50分まで野宿をすることを決めた。

次回「How to 野宿 in Birmingham」
乞うご期待。

ばいころまる~

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