コロナでスケボーを始めた話

アメリカは9月から新学年。通学とオンラインを併用したハイブリッドスタイルで始まる予定だったのが土壇場でひっくり返り、オンラインオンリーで学校が始まることになりました。これを受けて緊急帰国した友達多数・・・。娘が小学校入学予定だった我が家も大ショックを受け、通学授業を続ける私立校への転校も真剣に考えました。でも結局、子供達と相談してもともと予定していた公立の小学校に通うことに。First Day of School/Kindergartenをヴァーチャルで迎えることになりました。

結果、先生達のがんばりのおかげでオンライン授業を受けるのは問題ありませんでした。娘は楽しそうだし、息子は楽そう。でも、オンラインでそつなく毎日が過ぎていくことがなんだか腑に落ちない。オンラインでは新しい友達もできないし、大きな失敗もないし、体験と経験に欠けてるよなぁと。。。

そこで欠けてる体験を補ってくれるかもと、最初に買ったのはブレイブボードでした。外に出て何か新しいことをしてみようと。そして、手持ちのスケートボードと一緒にスケートパークで練習しようと通い始めたら、流石アメリカ。スケートボードの上手い人がいっぱいいて、わくわくが止まらない状態に。その週末にボードショップに行って、ちょっといいデッキを組み立ててもらいました。

風が吹けば桶屋が儲かる的な感じでたどりついたスケボーですが、これが最高♡オンラインばかりで欠けていたものが一気に満たされる感じ。子供達がこけても起き上がっても感動。失敗できるって最高!かすり傷ひとつできないオンライン学校生活が3月から続いていたから、生身の経験がどれも尊い。(大怪我しないように気は張っている)

子供達の知らなかった性格にも気づけました。親の手を少し借りながら新しいことにチャレンジしていく慎重派の長男。青あざができるぐらい派手に転んでもぐっと我慢していました。一方、親の手をまったく必要としない長女は、転んでちょっと手を擦っただけでギャン泣き。でもすぐにケロリと立ち直ります。

さらにパークに来ている人とちょこっと話すだけでも心が動く動く!コロナ以降、家族以外の人と話す機会がぐんと減ってたから何でもないコミュニケーションが沁みる。。

鉄は熱いうちに打てと、ほぼ毎日通ってます。冬が来る前にいっぱい外で滑りたいな~

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