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YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験

問1.
①[B]
②[C]
③[A]
④[B]
問2.
①[おはようございます。]
②[D]
③今日はあいにく午前中、顧客をめぐらなければならないため、そのあとの処理などが長引くと彼が進級テストを見に行けない可能性があるから。
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問3.
-選んだ楽曲タイトル[ツバメ]
-その曲とあなたの出会いやその曲に対する思い入れ

「がんばれ」と言われるより、「がんばりたい」と思えるほうがいい。「これが正解だよ」と言われるより、「これが正解なのかもしれない」と思っていたい。音楽だって、受け身になって聴くよりも、自分で好きな音楽を探して追い求めたい。でもそうやって自分で気づける場面には、なかなか出逢うことができない。だから「何かに背中を押される瞬間」は、いつも不意にやってくる。


大学に入学して、1週間がたったときの話。何か新しいことをしたいと思った僕は「YOASOBIとつくる未来のうた」という企画を見つけ、やってみたいと思った。「共に生きる」というテーマで書いた物語を募集して、選ばれた作品がYOASOBIの新曲の原作になるという企画だった。それまで物語を作ったことはなかったけれど、高校生の頃からずっと小説を書いてみたいと思っていたし、何より僕はYOASOBIの大ファンだから、迷うことなくすぐにアイデアを練り始めた。


どうやって書いたらいいのか勉強する時間も含めて、制作には2か月を費やした。そもそも何を伝えたらいいのか、それを伝えるにはどうしたらいいのか、授業やサークルの合間を縫ってじっくり考えた。ここまで時間がかかるとは思っていなかったけれど、自分なりに納得のいく作品を作ることができた。


完成からさらに1か月ほど経って、結果発表のときがやってきた。自分の作品には当然愛着が湧いていたし、選ばれてほしいという思いも強かった。静かに待っていることはできなくて、自分の心臓の鼓動が聞こえてきた。意を決して結果発表のページを開くと、そこに自分の名前はなかった。自然と滲んできた涙が、僕がどれだけその結果に期待していたかを教えてくれた。
受賞作品が公開されたとき、僕はいち早くその物語を読み始めた。伝わってくるメッセージは僕が表現したかったものと似ていたけれど、受賞作品ではそのメッセージがとても美しく、綺麗にわかりやすく表現されていた。読むのも楽しくて、これがどんな曲になるのか待ち遠しくなった。選ばれたのがこの作品でよかったと思った。


そして10月、ついに新曲、「ツバメ」が公開された。僕にとって「ツバメ」の公開は、小説を書くのに費やした2か月間の答え合わせだった。聴くのは少し怖かったけれど、大きく息を吐いてから再生ボタンを押した。すると長い間考えていたテーマが、僕の胸につかえていたものを取り除くようにして、優しく隣に寄り添ってきた。2か月の間ずっと出逢いたかった世界は、確かにそこにあった。


和の雰囲気を意識させる旋律は僕の緊張を解いて、曲の世界観を瞼の裏に映し出してくる。僕の視点、Ayaseさんの視点、Ikuraさんの視点、ミドリーズの皆さんの視点はそれぞれ少しずつ違うけれど、曲の中で1つにつながっていた。サビでは、ミドリーズの皆さんの楽しげな歌声が重なってくる。「共に生きる」ということが、一緒に踊りたくなるようなメロディーにのって、たくさんの人に届いていくのがわかった。


いい音楽に出逢うことができた。大きな夢のために、何ができるのか。「ツバメ」はしっかりと、僕の背中を押してくれた。


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#YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験

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