私の毒親からの独立日記④ 躾と虐待の境界線
今日は『躾と虐待の境界線』についてお話しようと思います。
以前友人と会話で私が
『革ベルトの両端を持って、真ん中に空洞が出来るように緩めてから思いっきり引っ張ると″パァンッ!!″って良い音出るよね〜』
と言ったら皆から
『え?』って分からないという反応
をされて驚きました。
その中に男子の友人もいたので『お前なら分かるよね!?』って聞いたら
『言いたい事は分かるけど、実際聞いたことない 笑』
ん????ってなりました 笑
私の兄は子どもの頃悪いことをして叱られる時は決まって『ケツ叩き』でした。
道具は素手、ハンガー、ベルト、私のお気に入りだったラメ入りステッキ(ケツ叩きに使われて折られました)等など……。
ワイヤーハンガーなんかは握りやすいように曲がってるのが当たり前でした。
過度な暴力は虐待になるけど、自分の家のは躾の範囲だと信じきっていたので
『暴力を振るう音』を聞いた事がないという友人たちを見て、自分の中での『躾と虐待、常識と非常識』の境界線が分からなくなりました。
1回目の記事にしたGPSもこれです。
https://note.com/spring_yn/n/nd2335c3e4473
また私も兄も指しゃぶりが中々治らなかったり、朝寝坊しがちでした。
そんな時は父に
口にカラシやワサビを入れられたり、指がしゃぶれないようにカラシやワサビを塗られたりしてました。
なので、私も兄も未だにカラシもワサビも匂いも見た目も無理です。
自分の幼少期の話を友人としてると、自分にとっての当たり前が当たり前じゃないと知る場面が多く戸惑いの連続です 笑
ちなみに私は指しゃぶりは未だに治ってません。
前回の記事に上げた通り、父の中では『罵倒や貶し』が教育だったので、これもかなり陰湿に言われ続けました。
でも指しゃぶりに関しては歯並びが悪くなったり、健康被害もある行為なので止められるなら止めるべきことです。
指しゃぶりが治せないことに本気で悩んで、小学生の頃は指しゃぶりが原因で真っ当な人生が送れないという恐怖感でいっぱいでした。だけど止められない。
勿論人には言えない死ぬほど恥ずかしいコンプレックスでした。
私が心療内科に通院を始めた理由は不眠症が原因でした。その時初対面の先生に話すのは物凄く勇気のいる事でしたが、未だに指しゃぶりが止められないこと、出来れば治したいことを相談しました。神妙な面持ちの私に対し先生は
『それ(指しゃぶり)は君の寝るために必要なツールだから止めることなんてないよ。その時が来れば勝手に治るから 笑』
と言われました。
今まで『治せ、止めろ』と
否定され続けた行為をまさか肯定されるとは思わなくて驚きが隠せませんでした。
昔は自殺を考えるほどのコンプレックスだった指しゃぶりも今は受け入れてます。少しずつですが指をしゃぶらなくても深い睡眠が取れる回数も高くなって来ています。
完全に辞められる日は来ないかもしれないけど、今は
『それでもいいか』と思えるようになったことが一番です。
でも指しゃぶりによる噛みダコ、そしてその皮膚を剥がしてしまう
自傷癖
などはあります。
外に出る時はテーピングを巻いたりして噛むのを防止したり、傷口を隠したりしてます。
この1枚目の写真は今撮ったものですが、比較的傷自体は酷くない方です。
時々ですが血が出るまで歯で剥いたり、爪切りで剥いたりします。
また最近までかなりの深爪だったんですが、仕事を辞めて余裕が出来てからはネイルを楽しみつつ、
爪を剥がさない防止対策としてもネイルは欠かさず塗ってます。
学生時代は深爪期間が長過ぎたせいで、高校時代に手のデッサンで先生に
爪がおかしい
と指摘され、私は実際の自分の手をそのまま描いてると言ったら
じゃあ爪があると想定してデッサンしなさい
と言われました。
美大志望の人だったらよく描かせられる想定デッサン以前の話です。
でも私には自分の指に爪がある状態が想像出来ず、
結局そのまま描き切りました。
これは躾なのか?虐待なのか?難しいですよね。
別に私は、暴力=虐待だとは思ってません。命に関わることなど、時にはキツく注意をしてでも分からせないと行けないこともあると思います。
私の中での躾と虐待の線引きは
『本気で子どもを想って、敢えて嫌われ役をやってる』
と考えます。クレヨンしんちゃんの映画でみさえが似たようなセリフを言ってましたね。
私の父は、子どもの教育の為が1割で自身の支配欲やストレス発散の為が9割という印象でした。
私が高校生の頃は嫌がらせか?と思うようなことも沢山ありました。
極端な話をするなら『簡単に部屋の掃除をしておけよ』と言われ軽く掃除をしたら『なんでここを勝手に片付けた!?お前のせいで俺の大切なものが無くなった!!!!弁償しろッ!!!!』みたいな。
もう無茶苦茶ですよ 笑
あの暴君は無意識に理不尽を振り回してるんだと思ってたら、途中から自覚を持ったようで
ある時、実家がごたついて、父の機嫌が悪い時に運悪く地元に用があり、帰省する予定を立てていたら
『オレ、今娘が帰ってきたら泣かせる自信がある……』
とボヤいてたことを母から聞き、自覚があったことの驚きと自覚があるのに止められないって
お前はブレーキの着いてない車か???
と思いましたね 笑
私は父のことをサイコパス野郎だと思ってるので、一生分かり合えないと思うし、分かりたくない 笑
まともに相手するだけこっちが疲れるだけなので、私は逃げるに徹してます 笑
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