もったいない

「今そんなことしたら、もったいないよ!」
「もったいないなぁ」

 「もったいない」はなんとなくマイナスなイメージがある。今日は、私はその「もったいない」って感覚が人より乏しいって話を。

 この話は、私が日々開催している脳内サミットに度々登場する議題だけど、いつも考えがきれいにまとまらないまま飽きて離席してしまうから、この場を借りたい。

 「もったいない」がない利点としては、決断に時間が要らないこと。自分が今まで積み重ねたものがあっても、違うって思った瞬間辞められるし、他の道のもっときらきらして見える道を見つけたらすぐそっちに切り替えられる。ここまでが無駄になってしまうな、なんて考えたことは一度もない。

 でも私は、「もったいない」を思える人が美しいとも思う。結局、人や物に優しいのはそういう人。私が「もったいない」で拾えなかったことに関わっていた人や物はどうなる?そういうことを考えると急に怖くなる。自分の人生を早戻しして、スロー再生で見直したくなる。そんなこと、怖くてできないけど。

 多分私は、他の人よりも大量の何かを消費して生きてきているような気がする。そして多分これは気のせいではない。笑顔でズバズバと決断を下す自分の裏で、何かがあるかもしれない。もしかしたら自分も何か感じている?それを無視しないだけで、私のこれからが変わっていく気がした。

昨日の夜の下書き。

 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?