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【適応障害で休職】私の症状、要因、適応障害になってからの心で感じたこと①

アラサー女性
都内
広告代理店勤務

「ぱりぴ、日本人じゃないみたいにゆるい、偏差値高いのにアホ」
(全部ひどい)と言われてきた私が、まさかの適応障害に。
いつか完治したら忘れてしまうだろうと思い、人生の一経験として
ここに書き留めておきたいと思う。

半年ほど前から
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・なぜか泣き出す
・仕事のモチベーションが著しく低下
・細かい仕事のミスが増える
・日付が覚えられない(元からかも)
・頭がもやもやしてマルチタスクができなくなる
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という状況に陥った。

親しい友人から一度病院に行ってみたら?
と何度か言われたことで気になり始めてはいたが、
さすがに自分は精神病ではないだろうということで
放置して半年。。

自分でも原因を考えてみたが、明確にコレだ!という理由はなくいろいろな要因が積み重なっていたように思う。
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・クライアントに振り回される仕事で疲弊してきた。
(あと何年やるんだろうという気持ち)
・仕事や職場環境への飽き
・モチベーション低下による仕事でのミス
・通常業務に加えて転職活動も平行して行ったことで心が消耗
・パートナーからの結婚はまだか・出産は?というプレッシャー
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→周囲は着実にキャリアも伸ばして、大好きな人と結婚し、子供もいたりする。独身でも推し活で楽しそう。
自分はなにをしているんだろう。
理想と現実のギャップが大きくて、
もう今後生きていても埋められないのではないか?
という現実を目の当たりにして辛くなったのだと思う。

だんだん泣き出す回数も増えて、
死にたい気持ちはないが、「消えたい」という謎の感情が芽生え始める。
「結構これまでの人生で満足~もう終わりでもOKだ~」という感じ。
完全にこれからの未来に希望が見えない感じで人生に対するモチベーションがなくなっていた。

そして半年後の2023年4月このままだとうまく仕事ができないかも…
とようやく自覚した時点でメンタルクリニックを受診。
わんわん泣きながらの診察で病名は「適応障害」
診断書ももらったが、1週間提出するか悩みながら「発熱」という仮病で在宅勤務を続ける。
※診断書を出すと即日勤務停止になるため、本当に提出してもいいか悩みに悩んだ。。

どうしても仕事が手につかず、上司に相談したところ、
「勤務時間を減らすのと休むのどちらがいいか?個人的にはゆっくり休んでほしい」ということで、3か月の休職に突入。

休職1カ月目


序盤はなんにもしたくなくて、ベッドの上で溶け続けお洗濯も料理もできない状態。
(2~3日は同じ服を着ていたかな…)
ベッドで横になりながら頭の中では…
「本当に診断書を提出して良かったのだろうか!?やってしまったな~」という気持ちで悶々とし、仕事のことが頭から離れず、たまにメールなどを開いてしまう。。
せっかくの休みなのに映画や読書にも集中できず、楽しむことができない。

次に来たのは「周りはみんな仕事しているのに、自分は何をしているのだろう」という劣等感。。

それに重ねてプライベートで嫌な出来事も重なり数日間、不眠に。
体調も崩し、1週間は発熱・喉痛で食事もできなくなる。

適応障害と風邪のWパンチで心がどん底状態。
本当にこんなに弱い人間だと思ってもみなかったので、
それにもショックを受けた。

この風邪でかなり心のバランスを崩したのか「孤独だ、寂しい、だれも構ってくれない。寂しすぎて仕事に行きたい。」という気持ちに変わった。
とにかく孤独感と寂しさが強く、手当たり次第に友人にLINEしてしまった気がする。(友人やパートナーは構ってくれているにも関わらず)
「孤独を楽しむ力」という書籍を購入するほどに追い込まれていた。
(※未だに全部読んでいない。)

この経験を通して
「毎日嫌でも行く場所があるって素敵なことなのね」と実感。

休職2カ月目

孤独感が強すぎてこのままでは気が滅入ると、田舎の実家に帰省。
(※約2週間滞在)
地元の友人や祖母と遊び、祖父たちのお墓参りする以外は
実家で猫と共ににただただボーーーーっとする毎日。

とにかくいろんな診断をやってみた。
・適職診断
・不安障害診断
・HSP診断
・性格診断
などなど

自分を知れば解決策が見つかるかもしれないと思い、
手当たり次第に診断しまくった。

分かったことは「HSS型HSP」ということだけ。
診断項目のほとんどが当てはまり笑えてしまった。
いつもブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる状態の人間らしい。

LINEも即レスするタイプの人間だったが、返信することも億劫になってしまった。。
ついに妹に「家事くらいしろ」と怒られて辛くなり東京に戻る。
(何もできない、したくないから実家に帰ったのにひどい)

東京に戻ると外出も楽しくなってきてTDLに遊びに行ったり、
外食にも行けるようになってきた。
キャリアのことやプライベートの重大な課題を考えない時間は楽しめるが、
少しでも考え出すと眠れない日々。
読書や映画といった集中が必要なものはやはり難しい状態が続く。


つづく…



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