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期待と責任


6月になり、もう夏だと感じるくらいになってきたこの頃、僕は人生で一番といっていいほどの責任感に追われ、押しつぶされそうになっています。

もともと昔から断ることが苦手で、頼まれたことは極力する人でした。そんなところが自分のいいところであり、でもやっぱり直さないといけないところだと思っていました。

しかし、人間とは変われないもので結局今もそんな断れない性格とともに生きています。そして最近、その性格が僕にも牙をむくようになってきました。

バイトでは明らかに他人よりも多い業務量、サークルではまだ慣れない中でのリーダー職、自分でもわかるくらいにキャパオーバーです。でも断れない、断れば相手の信頼に関わる、捨てられる。周りからは「君に期待している。」の声。嘘をつかないで、「期待している。」じゃなくて「利用価値があるか品定めをする。」じゃないか。

やっぱり今回も断れなかった。頭の中では反発していても、「期待」という目先の報酬に踊らされてしまう。僕のこの性格は「期待」、「頼りがい」、「優しい」といった言葉につられて、生じているのかもな。と最近気づきました。目先の利益に目を取られ、その背後にある「責任」に目を向けようとしない。そっか、やっぱり僕が悪いんだ、僕の責任なんだ。

なんて周りに怒りを覚えながら、でもよく考えたら自分のせいだと思うようにもなってきて心のなかがモヤモヤした日々を最近はおくっています。

今回のことはしっかりと「責任」をもって対処します。すこししんどくても自分への戒めとして受け取ろうと思いました。そして次はちゃんと自分の身の丈にあったものを選ぼう。


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