嫌われ弱者の一生

女というものは、自身が好まない男に対してとかく辛辣だ。その嫌われる要素だが、自身の経験も踏まえ、おおよそ以下の順ではないだろうかと考えている。

第1要素 : 見た目(顔・体型)
第2要素 : 生理的要素(体臭、体質)
第3要素 : 性格

たまに「見た目とか全然気にしないんです!」などという女性がいるが、それはあくまでも「自身の許容範囲内であれば」という前提があるので、無意味だと思っている。単に、「自分は相手の容姿にこだわる」と公言する女性の要求スペックが高めだというだけだ。
逆に、その女性の中での「見た目」基準をクリアしてしまえば、それ以降のハードルは比較的ゆるい。ひどいワキガの男でも彼女はできる。
人間の屑と断言できるような性格でも結婚できるのは、各種調査で報告されるモラハラ・DV被害相談件数を見れば明らかだろう。

果たして、嫌われた男への対処は以下のものとなる。

無視
・目を合わせない
・連絡手段を断つ
・他者を巻き込み、共に忌避対象とするよう呼びかける

男同士だと「あっ、コイツちょっと合わないな」というのがあっても、初期段階では軽くあしらうとか、急激な関係悪化を避けるよう、少しずつ疎遠になる手段をとるのが普通だろう。だが女から男へのそれはかなり辛辣・徹底的だ。仕事や学校のコミュニティ構築に支障が出ることを犠牲にしてでも、このような拒絶反応を取ろうとする。
昨今はハラスメントにうるさくなってきたこともあり、女性の「セクハラ・パワハラ」申し立てがあればほぼ無条件で通ってしまう。このカードを切ることで、たとえ相手が上司であろうと、係長や課長レベルの役職であれば一気に社会人ステータスを抹消させるところまで追い込むことが出来る。
「別にそこまでせんでも付き合いたいとか仲良くしたいとか思わんから!」とこちらが思っていたとしても、本当に徹底的だ。一生涯続くと思って良いだろう。さながらマフィアのオメルタ(血の掟)か。

「劣等遺伝子を残したくない」という動物的本能がそうさせているのかもしれないが、逆にモテる女性は、興味のない男には攻撃性を見せることなく、必要最低限の関係性を維持しつつあしらってしまうことに長けている(これは人気アイドルや女性声優のオタクへの接し方を見れば分かるだろう)こともあり、真相は謎だ。

学生時代や青春、恋愛というコンテンツに嫌悪感を抱く人は、多かれ少なかれこのような経験があるのではないだろうか。

おわり

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