見出し画像

「とりあえず打ち合わせしてみて!」と口コミが?!ライオン株式会社が社内で解決できないヒアリングをSpreadyに依頼する理由


2030年に向けた中長期経営戦略フレーム「Vision2030」において新規ビジネスの創出による事業成長を目指すことを発表したライオン株式会社。社内でも新規事業に関わる方が多くいらっしゃり、よく情報交換がなされており、社内で「Spready」の使い方に関する口コミが回っているとか?ライオン株式会社の新規ビジネスの創出に向けた「Spready」の使い方について、ビジネス開発センター 統括部 高橋さん、研究開発本部 リビングケア研究所 西町さんにお聞きしました。(聞き手 柳川)

------ライオン株式会社は様々なトイレタリー用品をはじめとした生活用品を作られていますよね。普段家で愛用しているものばかりです。西町さんは、研究員をされていたということですが、どういう経緯で新規事業に取り組まれているのですか?

(西町さん)

私は研究開発本部のリビングケア研究所に所属していて、食器洗い乾燥機用の洗剤を担当しています。業務としては研究職ですので、普段は組成を組んだり、評価や配合などを行っていました。

現在、ライオン株式会社では中長期経営戦略フレーム「Vision2030」に取り組んでおり、「3つの成長戦略の推進」の1つとして「4つの提供価値領域における成長加速」を目指しています。私は、昨年から提供価値領域のプロジェクトに参画していまして、この1年は「家事」にまつわる新規事業に取り組んでいます。

この新規事業に参加したきっかけは、(リビングケア研究所)所長から「やってみないか」とお話をいただいて、既存の製品に取り組むのも大事ですが、新しい家族の形に合わせて企業の取組を変えていく必要性も感じていたので「やってみたいです」とお答えしました。


------Spreadyを導入したきっかけはどのようなものでしたか?

(高橋さん)

社内で新規事業に取り組んでいる方からおすすめされ、オンラインで初めて打ち合わせしたのが一番最初のきっかけです。

せっかくならと思い、研究開発本部や社内の新規事業をやっている方々にご案内し、トライアルで利用してみたところ、利用した方達の満足度がとても高く、継続で利用することが決まりました。社内で利用説明会を複数回実施後、だんだん社内の口コミも広がっていき、途中からは「Spreadyについてちょっと教えてください」と問い合わせが来るようになってきているのが現在です。

Spreadyを使う前までは、ユーザーヒアリングをしたい場合、調査会社に依頼したり、あるいは社内で人づてに探していたのですが、Spreadyであれば通常身の回りでは見つけづらい方でも見つかる可能性があるという点が非常に興味を持ちました。


------社内の人づてで探すやり方だと、該当者が見つからなくて困ったということもこれまでありましたか?

(高橋さん)

新規事業において、自分たちの仮説がはたしてどれくらい市場で受け入れられるかユーザーヒアリングしたり、作り込む前に軽く壁打ちをしたいというニーズがあります。

ヒアリングする相手の方が、例えば特定のペインを持った方だと見つかりづらいという話はよく聞きますね。

------では、実際西町さんがSpreadyを利用した事例についてお聞かせください。

(西町さん)

最初のきっかけは社内の口コミで「Spready使ってみるといいよ」っておすすめされました。

元々は、社内でヒアリングを実施していました。「家事」にまつわる新規事業に取り組んでいるのですが、社内でヒアリングしていると、同じコミュニティなので、同じような意見が多いというのもあり、意見の幅を広げたいと課題を感じていました。

弊社は生活用品を扱っていることもあってなのか、男性社員も家庭的な方が多いように思います。私の周りの方に聞いても洗濯や掃除を進んでされている方が多いんですよね。世の中の「一般的」とは少しずれがあるような気がしていて、Spreadyさんに「普通の男性に会いたいです」とご相談しました(笑)。


------素晴らしい男性社員の方が多いですね!実際セッションを出されてみて、率直なご感想はいかがですか?

(西町さん)

そうですね、社内のヒアリングでは出会えない、幅広い方のお話が聞けて満足しています。仕事はもちろん、ご家庭のご状況、ご家族のお仕事のご状況もバラバラだったので、組み合わせとしての発見もありました。新規事業に取り組んでいる方もご参加いただけて、単純に家庭の話だけではなく、事業へのヒントをもらえたなと感じるヒアリングもありました。

ご家庭のご状況に関しても皆さん様々で、仕事を頑張りすぎていて家庭のことを手伝えてなくて悩んでいらっしゃる方もいらっしゃれば、逆に家庭にすごく入りすぎているがゆえの苦悩も聞けたりして、単純に話を聞くというより、本当に自分の中の視野が広がった意見がたくさん聞けたのが大きかったです。


------実際、セッションを公開するまでの流れはいかがでしたか?

(西町さん)

最初簡単なワークシートを埋めて、担当者の方とお話しただけで、綺麗な写真付きの原稿が出来上がって、全然労力がかからなかったのが一番大きかったですね。自分の考えを述べるだけで、こんなにも協力者が集まってくれる点がかなり良かったです。原稿も適宜修正でき、ダッシュボードのプレビューで自分で俯瞰的に見て、すぐ修正できてというスピード感はとても良かったです。


(高橋さん)

セッションを公開する前にSpreadyの担当者の方が壁打ちをしてくださるのも素晴らしいサービスだなと思っております。

社内にSpreadyを周知する時も「こういう課題でこういう人に会いたい」とガチガチに決まっていなくても、ラフな状態でも大丈夫ですよと伝えていて、Spreadyの担当者の方と壁打ちして一緒に創り上げていくことができるのは社内でも好評です。


(西町さん)

私も相談する前は「どんな対象にどんなことを聞こう」か迷っていたのですが、社内の(Spreadyに対する)口コミで「とりあえず打ち合わせしてみて!」と聞いていて、Spreadyを実際に利用したことのある先輩方からも同じように「打ち合わせしたら大丈夫だよ」と背中を押されました。

打ち合わせでどういう方を募集するかすり合わせが出来て、安心しました。


------西町さんの案件かなり協力者の方が集まっていらっしゃいましたよね!

(西町さん)

社内の掲載セッションの中で、1番会えていますね。逆に私側の工数の問題で、お会いしきれていないくらいです。

1度インタビューさせてもらった方が、また数珠つなぎで別の方を紹介してくださったパターンもありました。


------今後もSpreadyをご利用いただくイメージ持っていただけてますか?

(西町さん)

今は仮説検証のフェーズでSpreadyを利用しておりますが、これから事業進捗フェーズでも、PDCAや仮説検証を回すタイミングで利用したいと考えています。

研究領域でも調査会社に依頼することは過去ありましたが、ユーザーに直接インタビューする機会はなかなかありませんでした。実際インタビューを実施してみると、様々なヒントがもらえ、その領域の解像度が上がり、事業を進めるのが楽になりました。



-----


お読み頂き、ありがとうございました!
ぜひSpreadyにご興味をお持ちいただいた皆さまはこちらからお問い合わせください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?