百聞は一"体験"に如かず。VR体験イベントにSpreadyを活用。
こんにちは、Spready株式会社の大野です。
私たちは”人と人、”人と組織”の新しい出会いを社会に実装するセレンディピティカンパニーとして、Spreadyを運営しています。
セレンディピティ=偶発的な出会い、というものは言葉の通り意図して起こせるものではありません。だからこそSpreadyでは、案件を掲載する際に制限を設けておらず、会いたい人から逆算し、その方々にとって最適な出会いが創出できるような手法の提案までさせていただいております。
今回は、Spreadyを使ってVR体験会を一緒に開催してくださった株式会社Synamonさんの事例をご紹介したいと思います。
■株式会社Synamon
「株式会社Synamon(シナモン)」はマトリックスや攻殻機動隊のように、デジタルとアナログが融合する世界を実現すべく、一般社会に向けVR活用の促進に挑戦をしているスタートアップです。2019年4月にはVR技術の活用によってリアルを超える対話を生み出すビジネス向けのVRコラボレーションサービス「NEUTRANS BIZ」を正式リリースし、2億4000万の資金調達をしました。
-「NEUTRANS BIZ」サービスPV.
1.「どなたからの紹介で参加したんですか?」から始まるSpready独自のコミュニケーション
Synamon×Spready”令和時代を変えるVR×〇〇について考えるプロダクト体験会@五反田”はSpready社長の佐古の乾杯から始まりました。今回の参加者さんはVR領域の起業家、大手、ベンチャー企業の新規事業担当者、動画クリエイターなど、新しい技術を導入したい!というイノベーター気質の方々が多かったため、早くVRの体験をしたい!と待ちきれない様子でした。
私自身、Spreadyで開催されたイベントに参加することは初めてだったのですが、全員がそれぞれスプレッダー経由でこのイベントに参加しているため、「どなたの紹介でこのイベントに来られたんですか?」という会話から始まり、Spreadyのメンバーが「あの方は〇〇さんからの紹介で〇〇という経歴を持っている方ですよ。」とSynamonの社員さん、参加者の皆様に事前に経歴を紹介していたのが印象的でした。
スプレッダー:Spreadyに登録している、人と人をつなげる専門家。
Spreadyのサービスでは、このスプレッダーの方々からの紹介があって初めて、企業とのマッチングが成立します。
信頼できる誰かからの紹介で参加している、というだけで、初めましての印象がいい意味で大きく変わる、ということを体感した瞬間でもありました。
2.電話会議ももう古い?令和時代はVRで会議をする
株式会社SynamonのVP/Business Developmentの武井さん
佐古の乾杯の挨拶が終わり、Synamonの武井さんより会社説明、
VRマーケット概論、案件事例、VR×〇〇で時代はどう変わるか?など、
最先端情報について、説明がありました。
中でも特徴的だったのは、Synamonさんはクライアントとの定例会議をVRで行なっているという話です。カスタマーサクセスを担当している熊谷さんは毎日必ずVR会議をしているそうで、「VR上での会議は、移動時間の効率化にもなるし、VR上のスクリーンにスライドを投影し、一緒に見ながらの会議や、VR内で実演しながら動作の説明ができるため、非常に便利です。」とのこと。
その他にも以下のリリースに記載されているような、実際に存在している施設をVR上に再現することで、大阪や、沖縄などの遠隔地にいる方々に施設の紹介ができるサービスなどもご紹介をいただきました。
また、「VR酔い」がVR業界でのあるあるな課題なのですが、実はSynamonの代表取締役、武樋さんも 非常にVR酔いをしやすい体質だそうで、VR酔いにはどこよりも気をつけてプロダクト開発を行なっているそうです。
5Gの導入で、ストリーミング配信での動画遅延の解消や画質の大幅な向上など、今後ますますVRを利用するシーンが増えてくることが予想されます。国内でも有数のVRスタートアップであるSynamonさんに今後もさらに期待が高まります!
3.体験してみて、初めてわかったVRの活用方法
プレゼンが終わったあとは、以下の動画で紹介されているNEUTRANS BIZを体験させていただきました!
「百聞は一体験にしかず」と武井さんがおっしゃっていた通り、文章で共有することは非常に難しいのですが、実際に目の前に人がいるような感覚、VR空間に文字や絵を書くことの楽しさ、自分がオフィスにいることを忘れる没入感など、体験しなければわからなかったVRを利用することのメリットを感じることができました。
4.今回のセレンディピティポイント
体験会が終わり、熱が冷めやまぬ中、懇親会が始まりました。
実際に参加者が体験をしたことで、多くのアイデアが浮かび、中には直接社員の方に対して「うちの会社ではこういう風に使えると思うから自社に売り込みにきませんか?」という会話まで発展していたシーンも。
事例の一部を紹介すると、「産休・育休に入っていて出社できないベテラン社員が、新入社員の教育をVRを用いて実施する。」というものや、
「キャリアアドバイザーがVRを使って、キャリアアドバイスを実施する」
などすぐにでも提案として持っていくことができそうなものから、
「課金しないと相手の顔を見ることができないVR婚活マッチングサービス」など面白いアイデアも出てきて、議論が盛り上がっていました。
また、「実は今日初めて気づいたんだけど、このビルの2階に入っている企業の社長さんと仲が良くて、そこの社長からVRを活用して何かできないかと相談を受けていたので、お繋ぎします」という、この体験会に来なければわからなかった出会いまで生まれていました。
最後に
今回の参加者の方々は、営業のためにこの場に来たわけでも、面接を受けるためにセミナーに参加したわけでもなく、信頼できるスプレッダーから「こんなイベントがあって、〇〇さんが行ったらきっと良いつながりになるから参加してみない?」というきっかけをもらって参加をした方々です。
そんな気軽な出会いから始まった体験を通じて、実際のVRサービスの導入提案まで繋がったことを目の当たりにし、まさにセレンディピティによって生じる価値を僕自身も体感することができました。今後もSynamonさんへ、素敵な出会いを創出できるよう、引き続き全力でサポートをさせていただきます!
Spreadyでは、Syanmonさんのようにセレンディピティを起こすようなイベントを開催したい企業様を募集しております。イベントのテーマ設定から当日運営まで、Spreadyチームが責任を持って対応させていただきますので、この記事を読んで興味を持っていただいた方はこちらまでご連絡ください!
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