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日の出と、サルパと、完璧な貝殻


初日の出ではなかったのですが、1月3日に近所の海へ、日の出を見にいきました。
朝の海の空気。とても新鮮で、神秘的で、気持ちが良かったです。
風が全く無くて不思議と寒くなかったので、長い時間いられました。


太陽が美しいです。

自然はなんて美しいのでしょうか。
美しい自然があれば、何もいらないと思えるほどです。
あとは、家族と、丁寧に作ったご飯があればそれでいい。
この瞬間はそんな気持ちになります。


ふと、海岸を見ると、透明なゼリー状のものがたくさん落ちています。
なんだなんだ?ぷにぷにでかわいい。

なんだろう?クラゲ?

家に帰って調べてみると、サルパと呼ばれるホヤと同じ尾索動物のようです。
クラゲよりもヒトに近いようです。
水を吸い込み、吐き出すことで移動します。
このサルパが気候変動対策の切り札とも言われています。
近年、世界中の海で、藻類ブルームという植物プランクトンの大量発生が問題になっているそうですが、サルパはこの藻が大好きです。
この藻は大気中の二酸化炭素を取り込んで育ちます。サルパがその藻を食べて排泄すると、その糞は密度が高くペレット状で、1日1000m海中に沈むそうです。
糞に含まれる炭素は事実上、地球の炭素循環から除去されるようです。
おお!かわいい上にすごいです。


ふと、砂浜に目を落とすと、なんとも完璧な形状の、完璧な状態の貝殻が目に入りました。
えっ!こんな完璧な貝殻は売り物でしか見たことがありません。 
さっきまでは無かったので、一瞬目を離した時に波で運ばれたようです。

神秘的な螺旋状
サルパと貝殻


自然の神秘にはいつも驚かされます。
早起きをしたおかげで、美しく珍しいものを見ることができました。

今日も読んでいただきありがとうございます。
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