見出し画像

腰紐持ってる?


後ろ重心で歩く

現在では忘れられている日本人特有の体の使い方があるそうです。
まず、歩き方。
現代の歩き方は、踵から着地してつま先に重心移動する感じですね。
西洋文化が入る前の日本人の歩き方は、つま先は浮かせて、踵に重心を置く。
後ろに重心がある歩き方だったそうです。

つま先を使わない後ろ重心の歩き方をすると、どんだけでも疲れずに歩けたということです。
やってみました。
前重心で歩いている私にとってはとても難しいです。
そして、とてもぎこちないです。思わず呼吸を忘れるような不自然な歩き方になってしまいます。

でもでも、どこまでも疲れずに歩けるようになりたいので、後ろ重心を意識して歩いています。あ〜〜、そのうち自然とその歩き方になれれば良いんだけど。

しかし、日本人の歩き方は美しくないと言われていますね。膝がまがって小股で歩く人が多いと。しかし、それが実は効率の良い歩き方だそうです。


腰紐とたすき掛け

着物を着るときに腰の低い位置に腰紐をきゅっと結びますが、
腰紐を結ぶと、自然と後ろ重心になるそうです。
また、着物で作業する時にするたすき掛け。
お料理をするときや、お掃除をするときや、弓道や書道の時に着物の袖が邪魔ないならないように結ぶあれです。
千と千尋の神隠しの千尋も作業のためにたすき掛けをしていましたね。
そのたすき掛けも自然と肩が外に開き、後ろ重心になるそうです。

ということで、家にいるときに、普通の洋服の上から腰の低い位置に腰紐をキュッと結び、たすき掛けをキュッと結んでみました。
するとですねー、着物を着ていないのに、着物を着た時と同じような姿勢が作れて、気持ちもピッとするんですよ。
台所でお料理をしている時も、不思議と一つ一つの作業が丁寧になるんです。

もしかしたら、日本人の底力は後ろ重心に秘密があるのかもしれない?!
そんな気がしています。
外でも腰紐を使う、腰紐ファッションが流行ると面白いな。
可愛い生地で腰紐を作って、外でも結んじゃおうかな??
なんて!最近の妄想です。

日本人本来の体の使い方は後ろ重心。
腰は使わない。
しばらく意識してやっていきます。

今日も読んでいただきありがとうございます。
スキ、フォローもありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?