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「音」としての声の熱量


言葉の意味そのものよりも、
音としての声が人を動かすのではないかと、
僕はそう思うようになった。
  ー松家仁之著「火山のふもとで」(新潮社)


旦那さんのいよちゃんは、人の心を動かす「声」を出す。
人前でスピーチというか、何かを喋る時、ちょっとスイッチが変わって、
人を惹きつける音を出す。


それに気づいたのは、私たちの結婚式の時だった。
結婚式場で結婚式が終わり、会場を後にするときに、スタッフの皆さんが揃ってお見送りに出てきてくれた。


そこで、いよちゃんがお礼のスピーチを始めたのだが、なぜだかわからないが、グッときていた。それを聞いていたスタッフの皆さんも、いよちゃんが喋り終わると、わーーーー!!と盛大な拍手が起こった。
内容はあまり記憶にないのだが、とにかくその場にいる人を魅了し、感動を巻き起こし、盛り上げる。


内容がどうのこうのではなく、声に乗せた音が、気持ちをズドーンとハートに届けるのだ。
だから、いつもいよちゃんのスピーチは人を魅了する。
そして、必ず「心に響きました」とか、「すごく良かったです」とか、
お褒めの言葉をいただくのだ。


これは、何か本人が意識的にスイッチを変えているのか、勝手に変わるのか、わからないのだが、確かにスイッチが入る瞬間がある。
だから、私はいよちゃんの話を聞きにいきたいと思う。
あの、スイッチが入る声が聞きたい。


それで、昨年末にいよちゃんのSNSに関する講演会を聞きに行って、なんで嫁を連れてきた?みたいな変な空気になって、いたたまれなくなったのだが・・
それでも、聞きにいきたくなってしまう。


その時の講演会に来ていた方に、こう言われたそうだ。
「いよちゃんの喋りは、熱量が高くて、引き込まれる」
熱量か!なるほど。確かに、熱量のある音だ。熱い音だ。


ラジオもやっているが、喋らせると、花のある男。
それがいよちゃんだ。


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