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入院は、認識と感情との闘いだ

先の記事に書いた通り、私は4月下旬から入院している。

それから約1週間、医師にこれかの方向性は決めてもらっている、実は簡単にはいかない。

病院は緊急でない限り、検査や治療は平日に行う。それは当然のことだが、ちょうど先週末からゴールデウィークに入ってしまったので、1週間ほど進められない状態になった。

更に、現在は医療的に、外部からの接触を避ける必要があるので、外出も一次退院でもできない。つまりこの1週間は「次の治療を待つ」だけのために入院を続ける

この病気、病院と医療の事情、外部接触が断たれる時期、ゴールデンウィーク、全ての要因が重なったおかげでこのようなことになる。

認識と感情のズレ

しかも、先日から治療のために食事制限を受ける。
ここまで来ると、そろそろ精神的に限界が来てしまい、医師や看護師の話を聴き入れるのも困難になる。事情は全て理解しているが受け入れられない。認識に対して感情が追いつかない。そんなズレが生じる。

そんなことは、病気になってから毎回味わってるはずだが、そのたびに限界が来る。過去にはそれでトラブルを起こして病院から追い出されたこともあるとか、そんなことも思い出す。

今は、感情がそれなりに落ち着いたのでこれを書いているわけだが、入院は、そんなものとの闘いでもある。

事情と感情、どちらを取るか?

私の場合、入院が続くと言っても、全くベッドで寝てるだけでもなく、ロビーや売店などに行くことはできる。

ちなみに、現在は院内の売店にコンビニが参入しているところが増えている。病院によっては24時間営業の店舗もあるので、入院患者にとっては大変ありがたい存在でもある。

その売店の横には休憩場所があるが、張り紙でこんなことが書かれている。

こっそり面会はやめましょう

面会は全面禁止になってるが、携帯電話を使って連絡を取ってこの場所で無断で会う人がいるらしい。

そんなある日、売店にいくと、休診日にも関わらず誰か待ってて、そこに点滴を吊るした棒を押しながら来た人と会っていた。
明らかにそれだと分かるが、その気持ちも分かるというか、私もそうしたいものではある。

それが、事情と感情のどちらを理解するか。両方を合わせることは難しい、どちらかを取ると行動に出てしまうということか。

ちなみに、家族には電話で「来るなら来れば?」程度には言った(来るなとも来いとも言ってない)。

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