自宅療養を始める・1~3日目:発熱から決定まで

このマガジン、2022年4月から1ヶ月ほど入院していた時の記録をまとめていた。
まさか、この続きを書くことになろうとは…。

2020年から世界的に広がり未だ猛威をふるう、新型コロナウイルスに感染、自宅療養せねばならなくなった。
そのため、このマガジン名を「入院・療養記」に変更、発熱の症状が出た日を「1日目」として療養記を書いていく。

発熱前夜~1日目・タイムリミットは3時間

症状が出たのは夜。極度の疲労と頭痛などがあったので早めに就寝。夜中は目が覚める度に極度の苦しさがある、しかもそれを何度も繰り返す。

朝に体温を測ったら38度5分。これは完全にヤバい。

病院に行きたいが、今回の場合は内科でなく「発熱外来」、しかもこの日は土曜日で診察は午前中のみ。つまり朝9時から正午までタイムリミット3時間。
まるで、ある種の生き残りゲームのようになるが、とにかく地元で受診したことがある病院や発熱外来があるところを片っ端から電話する。

…結果、全て駄目。

また、地元の保健所ではコロナの疑いに対する休日窓口もあるので電話したら、土曜日は該当しないらしく繋がらない。
病院の中には「発熱外来は完全予約制、インターネットで夜7時から受付開始」があったので、夜7時ちょうどにアクセスしたら「予約が定員に達しました」、一瞬で埋まったらしい。

ただでさえ多いのに、土曜日は更に条件が厳しかった。
まあつまり、ゲームオーバーだ。

2日目・第2ラウンド

日曜日なので、まず保健所の休日窓口に改めて電話する。今度はすぐに出てくれて、日曜でも診察可能な発熱外来を紹介してもらう。
その中に、予約なしで来てもいいという病院がある。車で30分ほどかかるし、また午前中のみ。
タイムリミット付き第2ラウンド開始といったところか。

到着すると、小さな診療所ではあるが、かなりの人が来て行列を作っている。でも、意外と診察までの待ち時間は短い。
その診察内容は「どうしました?熱はいつから?他の症状は?PCR検査する?」話を聞いて抗生剤を出してPCR検査の容器を出す、それで終わり。
大量の患者をスピーディーこなす方法だが、検査ができるだけでも助かったわけで。

PCR検査は、容器に唾液を入れて提出するだけ、結果は翌日に電話で連絡。
それも「陽性の場合に限って連絡する、一日待って連絡がなければ陰性」。

…それって電話がかかってきた時点で、連絡というより「宣告」じゃないの。

3日目・これはもう「宣告」だった

すでに熱は引いていたが、さすがに検査結果が分からないまま出社するわけにはいかないので、職場に連絡。
他に、普段通院している病院に連絡や相談などの処理をしていると、突然電話が鳴る。

…来てしもた。本当に「宣告」を受けた気持ち。

感染に関するネットワーク

この時点で、病院から保健所に連絡が行く、保健所から自分のスマートフォンに「ID登録したからアクセスして入力してね」という趣旨のSMSが届く。

これは厚生労働省によるもので、体温や状態などを入力して、今後のデータとして利用するということらしい。それなりのネットワークができているのだなと感心する。

いつどこで?

かかったらまず「いつどこで感染した?」と考えるわけで。
その参考になりそうな情報として、NHKの記事。

発症は平均で3~4日後くらいのようだが、その時期に人と接触した覚えはない、マスクや帰宅時の手洗い・消毒などは当たり前。
それでもなる時はなる、実際周りも数名休んでた。と、職場に電話したときに言われた。それだけ身近にまで広がっているようだ。

10日間療養するから仕方ないわな

私の地元、大阪で自宅療養に関する情報。

これによると、症状が出た日を1日目として10日が経過、かつその時点で症状無しが72時間以上であれば療養解除ということ。つまり、10日間は自宅待機するしかないわけで、

購入のきっかけになってしまった。
でも症状が出ているためか、FPS始めたら目がついて行けなくて3D酔い、今は諦めた。

3日目までのまとめ

この時点で自分が経験したことをまとめ。

  • 熱が出た時の診察は「発熱外来」。

  • 地元の保健所も重要な情報源。ただし休日窓口はあっても「土曜窓口」ではないかも。

  • 厚生労働省による、携帯を使った患者への健康管理システムがある。

  • 症状が出ている時にFPSはやめておこう。

他にも色々と体験したことや知ったことはあるが、またいずれ書くかも知れない。
何にしても、知りたくないというか体験したくないものだが。

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