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Jinis 圧倒的歌声でハートを射抜く"2.5次元メタバース系リアルアーティスト":Artist Pick Up

音楽ディストリビューションサービス・sprayerを利用している注目のアーティストをピックアップ。今回はJinisをご紹介!

謎多き"2.5次元メタバース系リアルアーティスト"

2023年11月1日、突如Xに1本のカバー動画を投稿し活動開始を宣言したシンガー・Jinis。無機質な仮面で素顔を隠し、"2.5次元メタバース系リアルアーティスト"を標榜する彼女は、その歌声のみでネットユーザーをじわじわと魅了。J-POP、ロック、アニメソングにボカロ楽曲からHIPHOPやR&Bまで、幅広い選曲でポテンシャルの高さを示しながら、ジニスト(Jinisのファンネーム)の輪を広げてきた。

同年12月1日には、3人組ボーカルユニット・弱者は僕のせいだから によるワンマンライブのオープニングアクトとして東京・恵比寿LIQUIDROOMにて初ライブを決行し、オリジナル曲も披露。2024年からはマンスリーで配信ワンマンライブを開催しており、カバー動画の投稿も続けながらネットとリアルの狭間を暗躍中だ。

初音源『Jinis 1st DEMO - born -』

5月19日には、記念すべき初音源『Jinis 1st DEMO - born -』をsprayerより配信リリース。AIを活用した奇妙な世界観とアナログなアコースティックの世界観の融和を図ったという同作には、以前よりライブで披露されていた「Tometo」「Caffeine.中毒者」「Remember me」の3曲を収録。アコースティックギターやピアノのみの飾り気ないアレンジが、スモーキーで芯がありながらも繊細な表現力を自在に操り楽曲のムードに寄り添うJinisの歌声の魅力を浮かび上がらせる力作となった。

ボカロ以降世代的な感性を滲ませる言葉遊びと妖艶なムードが見事に嚙み合った「Tometo」「Caffeine.中毒者」(ともに秋元リョーヘイ作詞作曲)でグッと引き込みつつ、「Remember me」(Jinisのプロデューサーも務めるコバケンが作詞作曲)終盤ではソウルフルなフェイクを響かせ、リスナーのハートを撃ち抜いてみせる。エンタメ性の高いステージを創り上げてきたJinisならではの構成美はデモ作品の段階ですでに優れたクオリティを見せており、今後の作品への期待も高まるばかりだ。

Jinisは、『Jinis 1st DEMO - born -』収録曲「Tometo」のラストに"とても大事な一言"を加え再ミックスを施した完全版を近日リリース。6月22日には6th配信ワンマンライブ『Drop』を開催する。

Text:サイトウマサヒロ(@masasa1to
Edit:sprayer note編集部


Profile:Jinis

2024年1月ライブ活動開始。2.5次元メタバース系リアルアーティスト。奇妙で美しいものが好き。

▼X(Twitter)
https://twitter.com/Jinis_re

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