地下鉄の踏切

はじめに

シーズンも半分を消化した6月中頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
交流戦から続くチームの停滞感と、選手起用の循環のなさ、梅雨入りのどんよりした雰囲気。
なんだか重苦しい日々ですね。
今日は阪神タイガースの選手層を振り返って、どんなポジションでどんなタイプの選手が近いうちに欲しいのかというのを考えてみようと思います。
よろしくお願いします。

投手

右投手

ポジション問わず先発中継ぎ抑え、中堅若手が充実している阪神タイガースの強みのひとつです。
ドラフト上位からローテ入り、ドラフト下位からローテ入り、戦力外からAリリーフ入りと整備の過程が多いことも特色になります。
強いて言えば制圧力のある守護神視野の若手が欲しいか。
先発やれるやつは全員やれ論者なのでリリーフのみ想定での獲得はあまり好きでは無いが、セットアップやクローザーにはめ込める右腕は現状薄いと感じる。助っ人をはめ込んでいくスタイルでも〇。
→湯浅、石井らは先発視野も入る多彩さ。守護神のみに焦点をあてるのはもったいない。

活躍初年度ということもあり来年以降の不透明な村上、先発再調整中の西純矢、フォーム試行錯誤中森木、まだまだ発展途上素材の茨木といったメンツ を考えると大学年齢の先発タイプが欲しいか？
佐藤蓮、小川一平らが今シーズン中にどこまでのものを見せてくれるかも大事になってくるところ。

今オフとるなら、、、
・1年目後半～2年目には先発起用視野でまとまりのある大学生投手(ツネヒーロ ウエーダ ニシダーテ)
・1年目からリリーフ起用視野で馬力のある社会人投手(カタヤーマ)

左投手

先発技巧派は大竹、伊藤、桐敷、富田と豊富。
本格派が計算つかない選手ばかりで、リリーフも高齢化が懸念。
妖精だけは多彩。
→及川の今後の起用法にもよるがやはり高出力の先発左腕が欲しいところ。
また、変則左腕が起用されないので王道を攻めたい。
岩崎岩貞島本以降のリリーフが居ないのも懸念か。
鈴木のリリーフ転向？
門別の成長にも期待。

今オフとるなら、、、
・高出力大学生先発左腕(ホソーノ)
・28-30歳前後の1イニング投げ切れるリリーフ左腕(非変則)(タウーラ カサーヤ)

野手

捕手

選手層は豊富、経験が貧相。
梅野坂本体制を今年で最後にして榮枝の判断をしたいところ。来年いきなり中川を抜擢するなら話は別だが。
捕手を指名するなら大学生か？
しかし純粋捕手だとボトルネックになりそうなので打力優先でコーナーサブポジをつけることも前提にしたい。
左打ちがいいかも。
森/坂倉/栗原のようなコーナーで打力向上させ、捕手に戻るもよしコンバートするも良しを視野に入れた育成をするようなフェーズに突入すべき。

今オフとるなら、、、
・鳴尾浜のDH/1B/3B/LFで起用したいと思わせるような打撃力を備える捕手(イワモート)

内野手
大山佐藤中野で3ポジション埋まっている。
ショートも今年に限れば木浪/小幡で埋まりそう。
ファーム二遊間は豊富ではあるがコーナーの不作が問題。
年齢等を考えても次世代のコーナーは必須か。
小幡高寺遠藤戸井と身体能力は備えており、二遊間残れる素材は多い。
遠藤戸井らの三塁起用増加もあるかもしれないがやはり純粋スラッガーを獲得したいところ。

今オフとるなら、、、
・内野コーナーでどっしり起用できる大砲候補(マナーべ リンタロー。サクーラ ミョウーセ ナカータ ウエーダ ヒローセ )
・次世代鳴尾浜快速急行候補(脚早いだけ×)
・地方大会大無双系遊撃手

外野手

不動の近本、将来性の井上前川森下井坪などプロスペクトも豊富。また、小野寺や豊田、野口など枚数、年齢分布は上々。
しかし次世代の左打ちが慢性的に不足しているため補充したいか。
近本という存在が異様に次のセンターのハードルを上げているので守備でもプラスを見込めそうな素材が欲しいところ。
井坪の守備はどんな感じなのだろう？
遠藤、高寺らのコンバートは？

今オフとるなら、、、
・センターもいけてしっかりと振れる左打ち(ワタラーイ)

打線

上位
2021や2023を見てわかるように、脚力があって選球できる1,2番を組めると強い。
近本中野でしばらく安心したいが、フル出場センターライン盗塁王はいつガタが来るかわからないので備えておきたい。
1,2番を打てそうな素材としては高寺前川があげられるがアプローチ寄りでどちらかというと2番なので1に嵌めれる選手が欲しい。
近い将来の小幡もあると思うが、一点賭けはダメなのでやはりほしいところ。
核弾頭イツーボも良し。
塁に出れて盗塁もできるしデカイのも打てるといった今近本が体現してるThe1番打者を継げる素材がほしいところ(こんなもんはポロポロ見つからん)
ムネヤーマにやらすか。
No More 赤星の幻影

中軸
大山佐藤がどっしりと座っており、将来的なところでは森下井上前川井坪などが候補か。
左打ちはやはりほしいところ。また、森下は3番タイプであることを踏まえるとどっしりした4番がほしい。
長打力/クラッチ力ではやはり井上がずば抜けているが、稼働率と粗さが懸念。.270はホシイヨー。大山の近くで見て学んで欲しいので早いところ素材を集めたい。

下位
下位しか打てないような打撃力のやつをレギュラー扱いするな。相対的に下位打線は許す。

おわりに

なう(2023/06/15 22:41:46)で考えられる次はどうするのか、どういうタイプの選手が欲しいかを考えてみました。
ただ空いてるところにハメるならを重視して考えました。
編成はもっと先を見て考えていると思うので、全く違うでしょうがこういうのもある意味楽しみのひとつですね。
シーズン半分終わったってどういうことかわかるか？
補強シーズンまでもうちょっとやねん。楽しみやのぉ。
また時期が進んだら同じように色々考えてみたいと思います。
皆様の意見も聞きたいですね。
では。