動画クリエイターの最小機材構成を考える。
動画制作にはたくさんの機材が必要になるが、色々揃えると非常に高額になってしまう。駆け出しの頃などは、先行投資が売り上げを上回ってしまうこともしばしば。そこで、それなりに数をこなしてきた自分の考えるビデオグラファー必要最小限機材構成を考えてみることにする。まずカテゴリーを3種類に分類するとまとめやすくなった。
撮影
録音
照明
最小のカメラ構成
カメラボディー
映像収録が可能な一般的なミラーレスカメラでワイヤレスのアプリが使えるカメラが良い、外部モニターを買わずにスマホやタブレット端末を代用できる。
レンズは24-70などの標準ズームレンズで大抵のものは撮影できる。
追加バッテリー、丸一日アプリも使用しながら撮影可能な本数。(USB給電可能な機種ならモバイルバッテリーの方がコスパが良い)
SDXCカード2〜4枚V30以上
バリアブルNDフィルター
ムービー用三脚(長く使うのと、カメラを乗せるので)
これだけそろっていれば、基本的な撮影は充分にこなせる。
録音
ガンマイク 指向性・鋭指向性のタイプ(基本的にはこれだけで充分)
ワイヤレスマイク(インタビューなどを撮る場合ならあった方が良いが必須ではない)
PCMレコーダー(マイクのエラーに備えた保険)
照明
LEDライト×2〜3(高出力でなくてもOK・パネル式でもOK)
ライトスタンド
ソフトボックス
レフ板
その他
延長コード(必須)
白・黒ケント紙
カラーチャートorグレーカード
ウェイト(ライトスタンドには、ほぼ必須)
ピンチ・クリップ
ガッファテープ・パーマセル・養生テープ
黒布背景(光をカットしたり、カメラや自分が映り込む場合にかぶる)
パッと思いつくだけでこれぐらいあれば、仕事は問題なくこなせる。カメラやレンズ以外の物が圧倒的に多いのがわかるかと思う。カメラ・レンズを少しでも多く揃えたいと思いがちだが、仕事で撮影するとなると、色々な道具や小物が必要になる。
リグやモニター、ジンバルやトランスミッターなど高性能な機材は、仕事では必須ではないので購入する順序を考えて、効率よく道具をそろえて行けば、早くスタートできると思うので、このメモを残します。
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