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動画クリエイターの最小機材構成を考える。

動画制作にはたくさんの機材が必要になるが、色々揃えると非常に高額になってしまう。駆け出しの頃などは、先行投資が売り上げを上回ってしまうこともしばしば。そこで、それなりに数をこなしてきた自分の考えるビデオグラファー必要最小限機材構成を考えてみることにする。まずカテゴリーを3種類に分類するとまとめやすくなった。

  • 撮影

  • 録音

  • 照明

最小のカメラ構成

カメラボディー

  1. 映像収録が可能な一般的なミラーレスカメラでワイヤレスのアプリが使えるカメラが良い、外部モニターを買わずにスマホやタブレット端末を代用できる。

  2. レンズは24-70などの標準ズームレンズで大抵のものは撮影できる。

  3. 追加バッテリー、丸一日アプリも使用しながら撮影可能な本数。(USB給電可能な機種ならモバイルバッテリーの方がコスパが良い)

  4. SDXCカード2〜4枚V30以上

  5. バリアブルNDフィルター

  6. ムービー用三脚(長く使うのと、カメラを乗せるので)

これだけそろっていれば、基本的な撮影は充分にこなせる。

録音

  1. ガンマイク 指向性・鋭指向性のタイプ(基本的にはこれだけで充分)

  2. ワイヤレスマイク(インタビューなどを撮る場合ならあった方が良いが必須ではない)

  3. PCMレコーダー(マイクのエラーに備えた保険)


照明

  1. LEDライト×2〜3(高出力でなくてもOK・パネル式でもOK)

  2. ライトスタンド

  3. ソフトボックス

  4. レフ板

その他

  • 延長コード(必須)

  • 白・黒ケント紙

  • カラーチャートorグレーカード

  • ウェイト(ライトスタンドには、ほぼ必須)

  • ピンチ・クリップ

  • ガッファテープ・パーマセル・養生テープ

  • 黒布背景(光をカットしたり、カメラや自分が映り込む場合にかぶる)

パッと思いつくだけでこれぐらいあれば、仕事は問題なくこなせる。カメラやレンズ以外の物が圧倒的に多いのがわかるかと思う。カメラ・レンズを少しでも多く揃えたいと思いがちだが、仕事で撮影するとなると、色々な道具や小物が必要になる。
リグやモニター、ジンバルやトランスミッターなど高性能な機材は、仕事では必須ではないので購入する順序を考えて、効率よく道具をそろえて行けば、早くスタートできると思うので、このメモを残します。

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