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#1 パフォーマンスは小手先だけ学んでも上手く行かない

おはようございます!

このnoteはスポーツトレーナーをやっている管理人がその時感じたことを思うままに書いていこうと思います。
なので、気楽に読んでいただければ幸いです。

今回は「小手先だけ真似しても上手くいかない」をテーマに話していこうと思います。

これってどんなことにも共通だと思うんですけど、今回はトレーニングに関することで話を進めていきます。
ここ何年かで一流選手がやっているトレーニングプログラムだったり、トレーニングの専門家が書いているブログなんかには、すぐにアクセスが出来るようになってきました。
これはすごくいいことだと思う反面、その情報の表面上だけ理解して取り入れると効果が少ないどころかマイナスに働く可能性もあるなぁと見ています。

要は、
・そのトレーニングで高めたい能力はなんなのか?
・その能力を高めるために抑えておくポイントはどこなのか?
・そのトレーニングじゃなきゃダメなのか?
・今の自分がわざわざそのトレーニングをする必要はあるのか?

という形でどんどん深掘りをしていくことが、とても大切だなと感じます。

例えば、持久力を鍛えるためには、HIIT(高強度インターバルトレーニング)が注目を集めてますが、このトレーニングもただ選手のやってたものを真似するだけだと、キツさの割に効果の低いトレーニングになります。

まず前提としてHIITは高強度運動の総量を多くやることで、短時間でも効果の高いトレーニングになります。
そのためのインターバル(休憩)なので、その人の体力レベルによって【トレーニング時間/休憩時間】の比率などは変えていかなければいけません。
※高強度トレーニングを休憩を挟まずにやったら長く続けられないので、だから休憩を挟んでいるという考え方はめちゃくちゃ大事!

「いやいや、アスリートと同じトレーニングやったらきついでしょ?」
っていう方は、【きつい=良いトレーニング】っていう認識を持ってる可能性が高いので『体に与える刺激が高いから高強度トレーニング』という認識を持つといいと思います。
つまり、部活とかで見かける最初から設定タイムギリギリで、半分以上は歩いてんのかジョグなのかわかんないくらいでやってる様なただのシゴキが効果的なわけがないということです。
まあ、そんなシゴキが効果的ならトレーニング指導者なんて必要ないし、先輩に追い込んでもらうのが一番になっちゃいますからね。笑

こう考えると専門家をつけずにトレーニングに励んでいる方は、トレーニングの基礎的な部分は身につけておく必要がありますよね。

今から専門書を読むのはちょっとって思う方がほとんどだと思うので、個人的にお勧めのブログを紹介して終わりにしようと思います。
※順番に特に意味はありません。

1.トレーニングサイエンス

2.S&Cつれづれ

3.陸上競技の理論と実践~Sprint & Conditioning~

4.明日から役立つスポーツ科学ブログ