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譲れない想いは何か?〜Talk Your Will体験記 後編〜

※本ポストは、昨年qlobaに書いたものをnoteに移したものです

07月29日に虎ノ門のSENQにて開催された1分ピッチイベント【talk your will】にプレゼンターとして参加してきました

その体験記の後編です
演劇でいうと【演出】と【出演】であり、4つのトライと3つの反省点の話になります

【脚本】にあたる前編はこちら
譲れない想いは何か?〜Talk Your Will体験記 前編〜

◆4つのトライ


前回書いた準備を踏まえて当日は4つのトライをしました!

ひとつめ:結論から言わない

たくさんの方が1分で話すと思うので、結論から話す方が多いのではと思いました

【私の伝えたいことは◯◯です】を
最初に言う流れですね。

確かにわかりやすい!
わかりやすいのですが、、、

もしも他の方の出だしが
このパターンが多かったら!?

聞き手の人は「またか」と
思ってしまうかもしれない
ので、変えることにトライしました

そこで出来たのが、
過去の物語から入る流れです!

ふたつめ:沈黙からはじめる

スピーチ本をいくつか読んだのですが、
【いきなり話さない】というのがありました

紹介された後すぐは場が静まっていないから
すこしの沈黙が良いのだとか

つまり、場が次の話を受け止められるのを
待つ時間を作るということですね

その方が話し手にフォーカスが集まる

事前の練習で時間をはかって調整し、
トライして見ました!

みっつめ:ジェスチャーと言葉を合わせる

いくつか【ここは!】という
フレーズがあったので、手の振りを
意識して合わせて見ました

多用は自分のキャパ的にも難しかったので
ポイントを絞ってやりました

【貢献するということです!】

ってところですね

メッセージのインパクトを強めるよう
全身で伝えられるよう工夫してみました

よっつめ:話しながら歩く

そして、最後のトライ
【話しながら歩く】です

TEDなどのプレゼンターは
会場を歩きながら語りますよね

僕も場に躍動感を作りたかったのと
歩きながら話すことへの
苦手意識の克服のためトライしました!

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◆3つの反省点


トライしたことはどれも機能し、
何人かメッセージが刺さったことを
フィードバックしてくれました!

ありがとうございます(T_T)

ですが、ここには反省点も含め、
3点、やってみて気がついたことを
書き残します

ひとつめ:立ち位置を会場に合わせる

後で写真を見たときに気づいたのですが、
思ったよりも光が当たっておらず、暗い

表情が見えにくかったですよね(^^;;

届けたい言葉をどの立ち位置で言うかも
会場に入った後に決めれれば
より良かったです

ふたつめ:拍手を受け取る時間を作る

話終わるまでは意識をしていたのですが、
1分が過ぎたその瞬間、
場に立つ意識が切れてしまいました

聞いてくれている方から見たら
この時間もピッチなのに!
なんてもったいない!

話したことをアピールし、堂々と留まり
しっかり拍手を受け取る意識を
もって臨みたいと思いました

みっつめ:言葉のニュアンス

そして、ここ!!!
これは猛省です!!!

今回は言葉を研ぎ澄ましたかったので
資料なしで話したんですね

だから、地声一本です

ところが、これがニュアンスを
曲げてしまったんですね

テーマは【はたらく歓び】でした

この【はたらく】と【歓び】の
ニュアンスを伝え損ねました

はたらくを平仮名にしたのは、
【働く】といった仕事という意味とは切り離し
はたらくってそもそも人が動くことで
それは誰かに貢献することだよねっていう
意味を込めたかったのですが

文字で表現しなかったために、
はたらく=仕事という意味で
伝わってしまいました

そして、【歓び】

こちらも文字を使わなかったのが
裏目に出ました

よろこびという言葉は、
漢字がいくつかあります

【喜】【歓】【慶】

それぞれ意味が違いますよね?

これらは反対語を書くと
より言葉のイメージが湧くと思います

【喜】 の反対語は 【悲】【憂】

【歓】 の反対語は 【哀】

【慶】 の反対語は 【弔】

ね!?

全然違いますよね!

この対義語を踏まえての【歓び】
だったわけです

胸が詰まるような【哀】の対義であり、
心の底から湧き上がるような【歓び】を
伝えたかった!

はたらくことは
誰かのために自分の力を使って貢献することで
それって【歓び】に満ちているよね

文字ベースで考えていたが故に
文字に込めていた意味が抜けてしまったことが
反省でした

◆まとめ


とはいえ、大変に学びになる時間でした!!!

エントリーしてから1ヶ月近く
ずっとこのことが頭から離れませんでした

あなたの譲れない想いはなんですか?

なんて良い問いでしょう!?

台本もなんども書き換え
練習も30回はしました
できなかったことはたくさんありました

けれど、ほんとうにやってよかった

人前で話すことは
たくさんのスキルを合わせたものであることを
改めて感じさせてくれました

アートですね、もう!

だからこそ、場に立ち、試してみること
そして、準備の大切さが身に沁みました

つぎの機会はもっとインパクトを出せるよう
また心を込めます!

◆ともに場を作った方々の記事
最後に、共に場を作った方々の
記事も載せておきますね!

台本やスライドもあり、
たいへんわかりやすいです!


いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。