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この絵を書かせてくれたあの人は 瞳を閉じて 言葉を選んだ 自由でいたいんだ 物事を学び 技術を習得するには 何かしらの型に 習う必要がある けれど 習うだけでは足りない いつの日か その与えられた型を 脱ぎ捨て はじめて 自分の型になる その型が指すものは 学問だけでなく 社会との関わりや 生き方でさえもだ 僕たちは それすら 自由にできる 人間は ほんとうは そのくらい 自由な存在なんだ と 頭脳で 考えるのではなく 身体で それを感じてほしい
この絵を書かせてくれたあの人は 戸惑いながら 話をはじめた 願いなんて 聞かれても 話すことないんだよね 誰かのため 何かのため 敢えて 人に話すような 願いなんてなかった そこに あるのは いつも わたし わたしが 中心だった 人が驚くような 選択も いままで 何度か選んできた そこに あるのは いつも わたし わたしが 中心だった そう 物語の真ん中には つねに わたしがいた 行動を 起こすためには 人を惹きつけるような貴い目標や ショートカ