日本代表W杯予選激闘の歴史1 ドーハ以前

2022年カタールW杯最終予選は本大会出場に王手を賭け、いよいよ3/24にオーストラリアとのアウェー決戦を迎えます。

そこでこの機会にこれまでの日本代表のW杯予選の歴史を振り返ってみたいと思います。


・1938年フランスW杯アジア予選

日本が初めてW杯予選にエントリーしたのは第3回フランス大会予選でした。

しかし、日中戦争の勃発によりエントリーを辞退することになります。

当時アジアからエントリーしていたのは日本とオランダ領東インド(現インドネシア)だけだったので、もし試合をしていたら日本がこの時にW杯初出場を果たしていた可能性は高かったでしょう。

残念ながら日本が辞退したことでオランダ領東インドが予選無しで本戦に出場し、日本が初出場を果たすのはこの60年後、奇しくも同じフランスで開催される大会まで待つこととなります。

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