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【フェルナンジーニョ加入で話題】BANDITO生駒・植田龍仁朗プレイングマネジャー インタビュー

 今季から奈良県1部リーグに所属するBANDITO生駒は、奈良県生駒市に本拠を置き、将来的なJリーグ入りも視野に活動しているクラブだ。昨年10月には元ガンバ大阪のフェルナンジーニョを獲得し、話題にもなった。そんなBANDITO生駒で今季から指揮を執るのが、同じくガンバ大阪に所属し、その後はファジアーノ岡山やロアッソ熊本でもプレーした植田龍仁朗だ。選手登録もされており、先日リーグに先立って行われた奈良県サッカー選手権2回戦(vs法隆寺FC)では、センターバックとしてフル出場を果たしながら、チームの指揮も執った(登録上は仲宗根代表が監督)。植田プレイングマネージャーに話を聞いた。

ー初の公式戦を終えて
 まだまだチームを作る段階だったが、1戦やってみて、ゲーム感もだいぶ掴めたと思う。新しく入った選手も多いのでその選手とのコンビネーションも確認できた。シーズン開幕がトーナメントからというので難しさはあったが、(昨年のリーグ王者)法隆寺FCさん相手にセットプレーなどでチャンスを多く作れたので良かったと思う。

後半途中からプレーしたフェルナンジーニョ

ーガンバ大阪時代(植田監督のJリーグデビュー年の2006年)に共にプレーしたフェルナンジーニョ選手はチームにとってどうか 
 その頃は全然向こうが大きな存在だったので一緒にプレーした感覚はないけど、でも(40代になった)今も精度の高いプレーをしていて、やはり経験値もあるし、大きい。若い選手たちともコミュニケーションを取ってくれている。ジムで空づくりしたりコンディションを整えている段階だったけど、15分間プレーしてくれて本人にとってもいい調整になった。リーグ戦でも相手の疲労した後半に出てきてエリア内で精度の高いプレーをしてくれたらと思っている。

―監督兼選手という立場について
やりがいはあるが、難しさも感じている。練習のオーガナイズ1つにしても、自分が練習に入らなければいけないので、他の練習を見られなかったり、工夫しながらやらないといけない。ゲームにしても、自分でやりたいサッカーを自分自身のプレーを体現しないと説得力も出ないので。ただ面白いのは面白い。

CBとして激しくプレーする植田プレイングマネージャー

―志向するサッカーは
ボールは大事にしていきたい。ただポゼッションする、繋ぐというだけでなく、クリア1つとっても、単純に蹴るのではなく意図をもってロングパスになるようにしっかりと判断するサッカーをしていきたい。

―今季の目標は
府県リーグにしっかり行くこと。県リーグ優勝はもちろんだけど、関西リーグに昇格するという目標を目指して頑張っていきたい。

「奈良のスポーツ文化に寄り添った地域密着型スポーツメディアを目指す」という大言壮語を掲げつつ、それとは裏腹にゆるーく、奈良を中心とした関西の片隅のスポーツジャンルを定点観測するnote。 フリーのスポーツライターが運営しております。

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