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今週のリフレクション【翻訳できない世界のことば(エラ・フランシス・サンダース氏)】

今週は、エラ・フランシス・サンダース著「翻訳できない世界のことば」を振り返ります。

この本では、たくさんの1対1の言葉では翻訳のできない言葉が登場します。そこで感じることは、感情を名付けることの大切さです。

カウンセリング等で話していて、「モヤモヤする」という表現と出会うことがあります。でも、話していくうちにこのモヤモヤの正体がクリアになっていき、モヤモヤに名前がつくことがあります。

あー、自分は悔しかったんだな。
そうか、相手を羨ましいと思っていたみたい。
もしかして、歯がゆい思いなのかもしれない。

モヤモヤに名前がつくと、表情がスッキリ晴れることが多いです。感情への名付けはとてもパワフルです。ただ、うまく名付けができる人となかなかできない人がいるように思います。その差は、もしかすると語彙力の差かもしれないと感じました。

似たような感情でも、1つでも多くの表現を持っていると、モヤモヤすることも少なくなると思います。そして、自分の心と解像度高くも向き合うことができて、豊かな人生につながるように思います。

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