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今週のリフレクション【書く瞑想(古川武士氏)】

今週は、古川武士さん著「書く瞑想」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・

1.感情は重層的に絡み合っている。書くことで「心」「生活」「人生」が整理される。感情ジャーナルをすれば、カタルシス(浄化)/客観視/オートクライン(自己分泌)により、気づき(洞察/着想)、片付け(大切/不要)、自己認識(自己対話)の効果がある。(1)書く瞑想(1日15分)、(2)書く書く片づけ(月1回)、(3)書く習慣化(3ヶ月に1回)のステップで進める。

2.(1)書く瞑想。心や感情にフォーカスするのがポイント。放電(マイナス)と充電(プラス)に関して、ログを書き出してからセルフトークを書く。今、何が一番嫌なのか、つらいのか?、今、一番良いと感じていることは何か?ネガティブな感情にこそサインがある。書き出せば、①自覚してコントロールできる、②客観視して出口が見える、③雑念を払い脳を創造的に使える、④深層を洞察できる、⑤セルフモニタリングできる。

3.(2)書く書く片づけ。①インパクト図。放電/充電のパターンを3つに集約。②価値観マップ。自分にとって大切なことは何か?③理想のビジョン。3年後の理想と実現のための3つの目標。④行動プラン。1ヶ月の行動プラン。最重要3つに絞り、着手/完了日を記入。⑤習慣化プラン。1つのセンターピン行動に絞り、ベビーステップで始める。(3)書く習慣化。内省と行動の繰り返しで、より高次の自分らしいシンプルな人生へ。

「感情」「気持ち」「悩み」のようなものは、体の中にあって、目に見えません。これを体の外に出してみる、というのはすごく大切なことだと思います。

外に出すと何がいいのか?

2つあると思います。1つは、自分の認識が深まりやすくなります。話すことで外に出せば、耳から入ってきます。書くことで外に出せば、目から入ってきます。つまり、自分の五感を使って、改めて認識することができるので、体の中にある時より客観的に扱うことができると思います。

2つめは、他人からも見えるようになることです。他人から見ることができれば、共有することでたくさんの刺激がもらえます。アドバイスがもらえるというよりも、相手に見てもらうプロセスで、自分自身に気づきが起こるイメージです。すると、1人で向き合うより、さらに多面的に扱うことができると思います。

もちろん、敢えて外には出さずに熟成させたほうが良いこともあると思いますが、自分で出すことができる、という選択肢を持つことがポイントなのかもしれません。

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