「アカサキすごい」〝先輩の〟ワークナー・デレセも燃えている〜北海道マラソン2024
北海道マラソン2024に出場するエチオピア出身のワークナー デレセ(29歳、ひらまつ病院)が「燃えている」。
大会を前に8月23日に行われた北海道マラソン記者会見、パリ五輪男子マラソン(8月10日)の感想を聞かれたデレセは母国、エチオピア24年ぶりの金メダルには触れず、熊本出身のあの男について語り始めた。
「私の拓殖大学の後輩、アカサキ選手。私もテレビを見て本当にびっくりしました。世界の速い選手と一緒に走って6番だから。もうアカサキすごいです。まだ若いし、これからももっと頑張って、次の世界陸上(などで)も(世界の強豪と)良い勝負できるのかなと思ったです」。
「アカサキ」、「アカサキ選手」とはパリ五輪男子マラソン日本代表で6位入賞を果たした赤﨑暁(26歳、九電工)のことだ。拓殖大学時代4年間、箱根2区を走り続けているデレセは3年時、4年時の2回、1学年下の赤﨑とタスキの受け渡しをした間柄だ。
(赤﨑は1年で10区、2年3区、3年1区、4年3区)。
「1年生の時からすごい早かったです。(今は)5千メートル、1万メートル私よりすごい早い」と後輩の成長を讃え、大いに刺激も受けているよう。日曜日の北海道マラソンに向けては「初マラソンで5年前の2019年に走り、コースもわかっている。(今年はここまで)北海道マラソンを目指して練習してきた。天気はまだわからないが最後まで頑張る」と意欲を見せた。
ワークナー デレセ Derese Tasew
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