スポーツ中継に思うこと①

実況と歓声

30年あまりスポーツの中継に取り組んできた。音声だけでスポーツを伝えるために、試行錯誤を繰り返してきた。
スポーツの会場には歓声がある。この歓声と実況がずれると違和感が生まれる。そのために野球中継の時には 「ピッチャーが投げた。」とリリースポイントが一致しなければならない。「打ったー」とともに打球の描写をしなければならない。スポーツアナには言葉の反射神経が求められる。
言葉がまったくわからないブラジルのサッカー中継を聴いていた時に
歓声と実況のトーンレベルで試合がわかった。それが心地よかった。
先日、ある中継を見ている時、試合進行と関係ない「自分が言いたいこと」
をしゃべっている。今、その話題??? いい試合だったのに

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?