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北海道安平町指導者向けダブル・ゴール・コーチングワークショップを実施

2022年1月8日北海道安平町ENTRANCEにて19:00~21:00にスポーツコーチング・イニシアチブとパートナーシップを提携しているアビースポーツクラブとともに、指導者向けダブル・ゴール・コーチングワークショップを実施しました。

参加してくれた指導者は9名でワークショッパーはスポーツコーチング・イニシアチブの後藤晃一が担当。さまざまな立場の方々で対話を通してよりよいスポーツ指導の在り方を模索しました。

テーマは『チームビジョンとスポーツ指導』

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安平町では年間5回のワークショップを毎年開催しています。これまではコロナの関係もありオンラインで実施していましたが、今回はオフラインでの開催でした。

テーマは『チームビジョンとスポーツ指導』。多くのチームでは複数の指導者やチームに関わる保護者の方々がいます。

最初の問いでは、参加者のみなさんが何を基準に子ども達に声をかけているのか?を話し合ってもらい、人によって子どもに声をかける基準が違うことを気づいてもらいました。

そのうえで、チームとしての行動規範やビジョンがない中で、コーチや保護者がフィードバックや声掛けをしてしまうことで選手が不安に陥りパフォーマンスが上がりにくかったり、発揮しにくかったりすることを説明させていただきました。

その後、チームのビジョンが持つパワーについて説明し子供に携わる大人が一枚岩になってサポートすることが大切であることを感じてもらいワークショップは終了となりました。

参加者の声

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今回のワークショップに対する感想として下記のような声を参加者からいただきました。

ポジティブに取り組むときの引き出しが増えた
同じ種目の人が多く競技の話もできた。それぞれのやりたいことをまっすぐ受け止めてあげることが大切だということを感じた。
選手も色々な個性があるし、指導者も色々な個性や受け方があるので、自分一人の感性ではなくコーチ仲間と関係をもって自分の考え方を伝えていくことが大切だとわかった。
違う年代と話をすることがないので、一人ひとりの考え方や引き出しに感銘を受けた。この違いを子どもでも、大人でも一人ひとりの考えを受け止めることが出来る指導ができるようになればと思った。
受講させてもらってから、こういう風に導けるようになりたいと思っていた人間に近づけているように感じる。自分の考える基準が変わってきていると感じるし、間違っていないということを感じている。皆さんの話を聞いている中で、もっとポジティブになれるということを刺激を受けて感じた。
保育という環境だと固定概念が生まれがちな中、色々な人生の経験をしている人の話を聞くと自分の伸びしろが広がるように感じる。子どもの伸びしろをさらにプラスになるように学んでいきたい。
関わっている年代が違う中で、自分のような年齢もコーチ歴も低い中で「場」を通じて肯定的に受け入れてくれるので何回でも参加したくなる
「感情タンクを満たす」を実践していく中で感じたのが、怒りたいけど我慢して褒めるを繰り返していると会社の中で自発的に動く社員が出た。選手の感情を満たすと同時に、自分の感情も満たされるようになった。

開催後記

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どのワークショップでも感じますが、対話を通した創造にこそ価値があるなと思っています。今回もそうですが、ダブル・ゴールということを軸に対話をしながら、より良いスポーツを目指していくことで新たなアイデアや気づきが得られるような場にしたいと改めて思いました。

スポーツコーチング・イニシアチブ:後藤晃一

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