【朗読する会 第2回開催決定12/17(日)8時『ゴドーを待ちながら』
11/19 ご参加いただいた4名の皆さま、ありがとうございました。
朗読して思うさまを語り合いました。
・人は、偶然性の世界に何かしらの解釈する。文中聖書の場面での1人は、なぜ救われなかったのだろうか。長年、風雪で生き残る物語は、芸術性のあるものが残るのでは。複雑で考えなければならない物語。
・p.12 悪いのは自分の足なのに靴のせい=人のせいにするところが印象的。
・1人で考えると、この思考しかないと決めつけてるけど、他からの何かで突然変わることがある。
・【問いかけ】文中の夢(この宇宙)→この世界だけで、みなさんは十分ですか。
・【回答】普段は現実の方にいるけど、空想の扉を開けて自分に言い聞かせる感じの時がある。それでバランスを取っている。
・本書で、何をしてるんだとか。こういうことを表してると言い切れない。主題は何もないのではという宣言かと思った。
・現実はどうしても答えを探したくなる。例えば興味ある場所に、鳥の巣箱が20個並んでいて通りがかりによく見る。中を見たいけど、実は中を知らない方がいいんじゃないか=答えを知ろうとしない方がいい。
・昔は霊力が高い人が多くいた。見えない世界が見えている人がいた。
・(登場人物の)ウラジーミルは人間っぽくなってきた。弱いところを出せてる。駄々っ子。エルドラゴンが眠りそうなところを起こしてしかける。
・書きたいということ=ことばにならないものをまとめたくなる。それはいろんなことを考えた証拠。
・書きたい主題なんてないと言いながらも書く。主題がない=ゴドーを待つにつながっている。
・何なのかわからない木の前で待ってることしか分からない状況。
・というのはつまり、書いている時よく分からず書いてどんどん主題と別の方向にいってることも。
・それがゴドーのように見えない力に導かれて書くのかなと思う。
・人の意識の領域は狭い。どうやって無意識を駆動させるか。反復練習で。
・頭で考えてることがお腹に降りてきて、それが無意識に変わってるとき
・頭で理解するより体感や、意識の領域でないところで本も理解するのがものごとを理解することにつながっている。
(写真の更新)前回のイメージと写真が違いますが、著者は、「ある場所で披露される自分の戯曲の作品に強い関心を寄せていた。」との記述があり更新しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%92%E5%BE%85%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?