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【夏休み工作】100均タッパーで作る、使いやすい虫カゴ

100均にも虫カゴはありますが、意外とちょうどいいサイズがない。隙間も大きいのでコバエが入ってきたり、割れたり壊れたりしやすくて扱いにくい。

そんな方に作って欲しい!
大学の研究室で使っていた昆虫飼育容器の作り方をご紹介します。

○この容器のメリット
・虫の種類やエサに合わせてサイズを選べる。
・汚れても洗いやすく、いくつか作れば衛生的に飼育管理ができる。
・ダニやコバエが出入りしにくい。
・作り方さえマスターすれば何個も作れて自分で修理もできる!

○材料
フタが柔らかいタッパー
100円均一でお好みのサイズを探してみましょう!
蓋が柔らかいタイプを選んでください。
オススメはナカヤ科学産業株式会社さんのしっかりパックシリーズ。種類が豊富で飼育にちょうどいいサイズが揃っています。
セリアや通販でも入手出来ます。
https://www.nakaya-kagaku.co.jp/product?category=5

シースルー生地
手芸屋さんで買えます。編み目が細かく、
透けて見えるのがベストです。

使う道具
強力両面テープ(ナイスタックのプラスチック用)
太めのカッター
カッターマット
油性ペン
定規
※必要に応じて作業用手袋をつけていた方がより安全です。

道具はこれだけ!


⚪︎作り方
①フタに切り取り線を描く
フタの端から2〜3センチのところに線を描きます。

②線に沿ってカッターで切り抜く
フタの真ん中辺りに大きな穴を作ります。
けっこう力がいるので、ケガに注意!

けっこう力がいるのでケガに注意⚠️

③シースルー生地を切る
フタの穴より周囲5mmほど大きめに切ります。

④強力両面テープをつける
強力両面テープはタテに半分にするのがベターですが、そのままの太さでもOK。

半分にすると剥がれにくくなります。
切った縁に沿って貼りましょう。

⑤フタに生地をつけて完成!
しっかり貼り付けましょう。

生地をしっかり貼り付けましょう


オリジナルの飼育容器の完成です👌

完成!


⚪︎虫を飼育するときのコツ
虫の生体や食べ物についてしっかり調べるのが基本ですが、基本は適度な保湿。

キッチンペーパーを2重にしてタッパーの底に敷き、1〜2回霧吹きで水をかけてあげましょう。キッチンペーパーがベチャベチャにならないようにご注意を。

写真の高さのタッパーだと、枝ごと採集してプリンカップの蓋に穴を空けて枝を差し込み、そのままタッパーに入れることが出来るので、チョウの幼虫などの飼育に最適です。

⚪︎フタも水洗いOK!
生地をつけたフタ部分は洗剤で洗っても剥がれないので、市販の虫カゴに比べて手入れがとてもしやすい!
研究室では毎日洗剤で洗った後、次亜塩素酸につけてフタごと消毒していましたが、年に1〜2個稀に剥がれる程度でした。


100均の虫カゴも手軽に入手出来て良いのですが、容器の手入れに手間をかけずより衛生的に虫を飼ってみたい方、ぜひお試しください^ ^

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