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大阪・チャイの発祥地 Cante Grande本店に行ったよ

大阪・中津(梅田の隣の駅)に本店を構えるインド喫茶店、Cante Grande(カンテ・グランデ)。インド仕込みのチャイをメインに、ケーキやチャパティ、カレーを提供している1972年創業の老舗カフェです。創業当時はまだまだ「チャイ」が一般には知られていなかったそうなのですが、そのチャイを大阪に広めた第一人者(店?)がこの「カンテ・グランデ」なんですって。

大阪市内に複数店舗があって、私は梅田のNU茶屋町プラス店やなんばのなんばCITY店をよく利用していたのですが、ついに今日、本店に行ってきました! 自分の中でプチ事件だったので書き残しておきます。

本店のある中津って、隣に梅田がある割にはガヤガヤしてないというか、ゆる〜い雰囲気を醸していて好きな街です。とか言いつつ、攻略できるほども行ってないけど(笑)。ほとんどが住宅街でちょっと下町感があって、下北ほど賑わってないし高円寺ほど雑然としていないけど、なんかそんな感じ(下北・高円寺臭は中崎町の方が放ってるな)。カフェをはじめとした飲食店が多かったり(どこもおいしそうだしキャラ立ちしてる印象)、アートギャラリーがあったり。そんなところ。

で、本題のカンテ・グランデ。
本店は半地下みたいなところにあって、ちょっと隠れ家的。階段で下っていくと店のドアに繋がっています。草木が生い茂っているので、まるでジブリの世界観。

内装はこんな感じ。かわいい、、、
インド雑貨が陳列されているコーナーもあって、見ているだけでたのしい。
noteに書くつもりで写真撮ってなかったから、なんかもうすみません、、、! 

今日はあいがけカレーとアイスチャイのランチセットを注文しました。

奥の濃い茶色のがチキンカレー、手前のオレンジっぽいのがエビカレー。あ、写真に携帯の影が入ってる、、、(てへ)。めっちゃボリュームあっておなかがぽんぽん。

ところで話は変わりますが、実はここ、ウルフルズのトータス松本さんが昔アルバイトをしていたところでもあるのです! その影響もあり、店内の本棚はウルフルズ関連の書籍がところどころに。愛されているなぁ、、、

トータスさん手書きの「おいしいチャイのいれ方」が、レジ台に貼ってありました。ずっと残してあるところがすごいですよね。本当に愛だ、、、

字かわいい(笑) 程よいクセがあってトータスさんを感じる、、、

今日はカンテを昔から知る人(それこそ創業くらいからご存知)と一緒だったのですが、その方はカンテに影響されてインドへ行ったことがあるのだとか。しかも1年も! すごいなぁ。

「当時は自由な時代だったから、海外に飛んでいった仲間がたくさんいましたよ。若い時に『就職どうしよう』なんて考えたこともなかった。仕事していなくてもなんとかなりましたから」

えー、うっそ〜〜〜! そんなことある〜〜〜?

「海外に行ったことはなかったけれど、友人の女の子がひとりで行ったくらいだから、『まあ、自分も行けるだろう』と思って(笑)。それでインドに。言葉は分からなかったけれど、臆せず行っちゃいましたね。1年はいつの間にか経ってました。そこで知り合ったオーストラリア人から英語を教わって、なんとか会話して。実は向こうでも少しだけ仕事をしていたんです」

え〜〜〜! 言葉も分からずにインドに!? それで1年もいたってすごすぎるなぁ。その方の話を聞いていたら、映画でしか見たことのないインドの風景が頭の中を駆け巡りました。同じ景色を見ていたんだろうか。

いいなぁ、私も旅に出たい。なんのしがらみもなく1年間海外に行けるってなったらどこへ行こうかなぁ。タイに行きたいなぁ(ダジャレじゃないよ)。イギリスもいいなぁ。

なんて考えた1日でした。

話がずれてしまいましたが、大阪で本場仕込みのおいしいチャイを飲むなら、ぜひカンテ・グランデへ。


あっと、そうそう、余談だけれど、中津駅前にあるカンテのパン屋さんも素敵でしたよ。

お惣菜パンが魅力的すぎて、、、
私は「やみつきネギまみれ」という、名前の通りネギにまみれたパンを買いました。ごま油の塩ダレの良い匂いが食欲をそそります、、、 明日の朝ごはんに食べるんだ〜〜〜。



最後まで読んでくれて、ありがとうございます!