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Quantum Observation Lab通信 vol.5『無思考の潜在意識がもたらす影響』

Quantum(量子)Observation(観測)Lab(研究所)量子という目に見えない世界を観測により具現化する研究所として、発信していこうと思います。

略するとQOLとなり「Quality of LIFF(生命の質)」にも繋がります。
第五弾となるテーマは「無思考の潜在意識がもたらす影響」です。

意識には、潜在意識と顕在意識があります。
潜在意識は、自分では自覚できていない意識のことで、人の意識の約96%を占めると言われています。
一方、顕在意識は、自分で把握できる表層の意識で4%程度と言われています。

今回は、無思考の潜在がもたらす影響について考えてみたいと思います。

私の師匠に言われたことがあります。
「そんなつもりがない人が、一番の悪人」

思わぬ結果となり、「そんなつもりがなかったのに・・・」となることがあります。
では、本当にそんなつもりはなかったのでしょうか?
自分では気付いてない無思考の潜在意識が結果として生じてしまったとしたら、どうでしょう。

私は、どんな結果に対しても、自分にそんなつもりはなくても、その結果が起きたと言うことは「そんなつもりはあったのかもしれない」と思うようにしています。
今の私にはわからないけれども、何かあったから、生じたと考えると、その「何か」を見ようとするので、「何か」に気付くことができるようになります。

本来、存在するから活動が起こり、存在しないものから活動は起こりません。
つまり、結果という活動が起こったのは、何か存在があったからです。
本当は「ある」のに、「ない」ものとして、見ないふりをして蓋をし続けて、意に沿わない同じ結果を繰り返してしまいます。
「何か」わからないけど、あったから活動として結果が起こったと考えることにより、次が変わっていきます。

無思考の潜在意識に気付くのは、難しいですが、それによって結果が生じているとしたら、いかに自分の潜在意識を見ようとするかが大事になってきます。

あるとき、そんなつもりなく相手を怒らせてしまったことがあります。
その時は、理由はわかりませんでしたが、よくよく自分の内面にある隠された本音をみていくと、そこには相手を責めるような意識があったことに気付きました。
自分では全然意識していなかったのですが、相手を責めるような意識から発せられた言葉により、相手の方の気分を害してしまったことに気付きました。

自分の中に、相手を責めるような意識があることを認めることができる、その意識を観測することができたときに、相手への捉え方が大きく変わりました。
最初は、こっちは親切に教えてあげているのに、なんでそんな怒った反応、失礼な反応されなきゃいけないのかと思っていましたが、自分の無思考の潜在意識の本音に気付いたときに、素直に、相手に対して悪いことしたなと反省しました。
そして、相手への負の感情が一気に相反され、その出来事が全く違って見えるようになりました。

このように自分の潜在意識がどれほど影響を与えているか知り、潜在意識をクリアにしていくことで、意に沿わない流れを止めることができます。
潜在意識と顕在意識がともに同じであれば、自分の思い通りに人生が動いていきます。

自分の隠された本音を見るのは少しだけ、恥ずかしかったり、自分の弱かったり、汚い部分を見るため苦しかったりするかも知れません。
でも、見てあげることで、認めてあげることで、上手く付き合っていくことができます。
その隠された本音を存在しないものとして無視して見ないふりをしていても、存在を主張するかのように結果として起ってきます。
その度に、結果に反応したり、目の前の結果に対処にするのではなく、自分の元となる本音を見て、修正してあげることで繰り返すことがなくなります。

「気付いたら変わる」
というと、そんなに簡単に変われるわけないって思う人がいるかもしれません。
自分の良くない癖や本音は、あるときには有効で自分を守ってくれたかもしれませんが、今の自分が前に進むためには不要なものです。
そんなときに、現象という結果で起ってきて、自分の無思考の潜在意識を教えてくれます。

良くない癖や本音の潜在意識を自分の顔についた汚れだとすると、気付いたらすぐにその汚れを綺麗にしようとします。気付いてない時は、そのままで過ごしていても平気ですが、一回気付いたら恥ずかしくて、すぐにその汚れをとろうとします。
つまり、気付いたら、同じ自分ではいられないので(同じ自分ではないので)、自然と綺麗な良い方に変わっていきます。

だから、まずは、自分の無思考の潜在意識が影響を与えていることに気付き、自分の内側を見てあげてください。
そうすると、世の中が自分が思っている以上に優しく温かいものに見えます。
すべては自分が前に進むのに必要なことを教えてくれるために、起ってきているのです。


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