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Spliceでボカロ曲を作ってみた~さむなうど編~

こんにちは!音楽ライターの村上です。

今回は、Spliceのサンプルを使いながらボーカロイド曲を作ってみようと思います。

トラックを作ってくれたのは?
中学生時代よりボカロPとして活動し、自身でイラストも手がける現役高校生、さむなうど。

▼さむなうど
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1.まずはイメージをふくらませる

ふわふわした印象のものを作りたかったので、まずはPresetsの画面からビートメーカーやシンセサイザーのプリセットを試し聴きし、曲のイメージを膨らませていきます。

2.音源探し

プリセットをいくつかお気に入り登録したところで、イメージに合いそうな音源探し。「Future bass」で検索してみると好みに合うパックが見つかったようなので、そこから必要になりそうなものを選び、ダウンロードしていきます。

PMMW_Full_Drum_Loop_140_Clicky

PMMW_Full_Drum_Loop_140_Only_You

浮遊感のあるイメージにぴったりな水中の音色も探しました。

BRS_Underwater_Atmos_Bubbly_Light

パックごとに探すと、同じ楽曲に使いやすい、似た音色の素材やジャンルの方向性が同じものが見つかります。気に入ったパックやその作者を辿って探してみると、使いたい素材が見つかりやすいでしょう。

3.仮置き

楽曲のコード進行を決め、シンセで仮置きしておきます。

このデモ音源をもとにして、ドラムや効果音などを増やしていきます。

今回はサンプルをリバースさせたりピッチを上げたり早回しをすることで、オリジナリティある音色に仕上げています。初めに置いたシンセの音色も、ベースにも応用できそうなプリセットを使ったものに変えました!
pad_lofipad.fxp

より楽曲にまとまりがでたように思います。

4.仕上げに歌詞を追加

ボーカロイドの歌詞を入れ、仕上げます。完成版がこちら。

幻想的な雰囲気のある楽曲になりました!!
今回使用したクレジットは25ほど。ボーカロイドの音色以外はSpliceのサンプル、またはプリセットを使った音です。
シンセサイザーや打ち込みの音色が多用されるボーカロイドの楽曲。Spliceにある様々な音色とも相性が良く、アイデアのきっかけとしても使うことができそうです!ボカロPのみなさんも、是非Spliceで楽曲の幅を広げてみませんか?

さっそくはじめてみる!

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