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「ブラジル人新監督効果でホーム初勝利」

清水エスパルス vs アビスパ福岡 

2022年6月18日 @アイスタスタジアム


アビスパ戦のウェルカムボード?

リカルド新監督の元、新しいスタートを切った清水エスパルス。
堅守のアビスパ福岡相手にゴールを奪うことが出来るのか思っていたら、なんと開始7分にMF16西澤健太が決めた。FW9チアゴ・サンタナのスルーパスに左サイド抜け出したFW17神谷優太が中央に走り込んだ西澤に合わせる。今まで、個の力だけでのシュートの多かったエスパルスが、パスで崩していく形の待望のゴールで先制。
さらに41分にも、先制点と同じ三人からゴールが生まれる。右サイドを抜けた神谷が後方の西澤にパスをすると、素早く西澤がクロス。中央のチアゴが豪快なヘディングシュートを決める。


チアゴ ゴール

その後、後半35分にエスパルスは失点してしまい、スタジアム内にはまたもや追いつかれて同点になってしまうのではとネガティブな空気が漂い始めた。しかし40分、エスパルスは速攻を仕掛けると、途中出場のMF32コロリがチアゴのスルーパスから、技ありのアウトサイドのループシュートを決めて勝利を決定づけた。
ブラジル人監督になって奮起し3得点に絡んだチアゴの活躍はもちろん、立田の後方からドリブルで上がっていく姿や山原のダブルタッチで相手を抜いていくシーンなど、監督交代による選手の積極性が引き出された試合だった。
その積極性が、リカルド監督の初陣勝利と共に、今シーズンリーグ戦ホーム初勝利という、大きな喜びをもたらした。

新しく変えたセットプレー

試合翌日には、オーストリア1部ラピッド・ウィーンから北川航也が完全移籍で復帰が発表された。さらにU21日本代表で活躍した鈴木唯人と松岡大起も大会から戻り、この試合よりもチーム力は上がるはず。国立から始まる「エスパルス夏の陣」での巻き返しに期待したい。

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