見出し画像

明かりvs灯り

💡きい様の画像を使わせていただきます。

ありがとうございます。

本日は「明かりvs灯り」をテーマに書いていきます。

:

先日、疑問に思った漢字があった。

それが本日書いていく、明かりと灯りである。

その違いはどこにあるのか。

まず、共通点としてはどちらも「あかり」と読む。

そのことについては同じなのだが、違いはそれらの意味にある。

実は「明かり」は自然の明かりと人口の明かりの両方を表すのに対して、「灯り」は人口の明かりのみを指す。

「明かり」については例えば月明かりや日の明かり、太陽の明かりなどが該当する。

これらは全て自然が作り出すあかりだ。

自然の光がメインである。

人口のあかりを「明かり」と表記するのは間違いではないらしい。

その一方で「灯り」は例えば灯台や提灯(ちょうちん)という言葉がある。

これらは全て人間自身が人工的に作り出したあかりである。

灯台は市町村や施設が作り出したあかりだし、提灯は居酒屋の大将などが人工的に作り出したあかりである。

これらの人工的なあかりは「灯り」の方が適切である。

また、蝋燭(ろうそく)やイルミネーションも人工的なあかりのため、「蝋燭の灯り、イルミネーションの灯り」が正しい表記となる。

ただし、「明かり」も人工的なあかりを指すため、棲み分けは曖昧になっている。

同じあかりと読む漢字でも、そこに含まれる意味合いは違ってくるのである。

ちなみに漢字自体の意味は以下のようになっている。

・明
読み方:音読み「メイ、ミョウ」訓読み「あ(かり)、あか(るい)」など。
意味:次を表す言葉。明年(みょうねん)。
はっきりしている。
・灯り
読み方:音読み「トウ、チン」訓読み「ともしび、あか(り)」
意味:明るくするための火。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?