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代表的なキャンプブランド

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ありがとうございます。

本日は「代表的なキャンプブランド」をテーマに書いていきます。

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僕は日々キャンプの学習をしている。

テント、グリル、焚き火、ランタンなどわからないことが山ほどある。

そうやって品種ごとに勉強しているのだが、ブランド別に学習していなかったなとふと思った。

そのため、今日はキャンプブランドにしぼって記事を書いていく。

なお、キャンプブランドであると同時に、テントを主に展開しているブランドに絞った。

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代表的なキャンプブランドは、
①コールマン
②SNOW PEAK
③LOGOSの3つのブランドである。

キャンプといえばこの3ブランド!と言えるかもしれない。

1つずつ説明する。

①まずコールマンは1900年にアメリカオクラホマ州で設立されたキャンプメーカー。

創業者はウィリアム・コフィン・コールマンで、当初はテントを作っておらず、ガソリン式ランタンの販売を行っていた。

当時のアメリカでは今のようなLED電球はなく、粗悪なガソリン式ランタンが市場に出回っていた。

そこに商機を感じたコールマンがガソリン式ランタンを作り、それを1週間1ドルのリース契約方式で販売し始めた。

リース契約方式とは、ランタンを1週間で貸すこと。

しかしそこには修理費用が含まれており、1ドルで貸しても壊れて戻ってくることが多々あった。

その後、彼はランタンの本格的な商品化を目指すことになる。

ロゴがランタンのデザインなのも、彼がどれだけランタンに情熱を注いでいたのかを物語っている。

1941〜45年の第二次世界大戦の頃からは、調理用ガソリン式ストーブの製造も始め、アメリカ人の生活を支えた。

日本には1976年に上陸し、1996年の日本における「第一次キャンプブーム」の際には人々の間に広く認知されるようになった。

②続いてはSNOW PEAK。

SNOW PEAKは元々「山井幸雄商店」という名前で1958年に新潟県三条市で発足した金物問屋だった。

元々テントは製造しておらず金物類の販売をしていたのだが、創業者の山井幸雄が当時の登山用品に不満を持っていたため、何と翌年の1959年から自ら登山用品を作るようになった。

ここから本格的に登山用品や釣具用品を販売しながらアウトドアブランドとしての地位を確立していき、社名も「株式会社ヤマコウ」に変更された。

そしてついに1986年(バブル期)に、オートキャンプ用品の販売も始めた。

元々金物問屋であることから素材の品質は申し分ないし、彼らのコンセプトには「自分たちもユーザーである」という精神がある。

つまり自分たちもユーザーとなって徹底的に顧客視点のキャンプ用品を製造するということ。

そういった要素があって株式会社ヤマコウの知名度は上がり続け、1996年に山井太(現社長)が2代目の社長に就任したタイミングで「株式会社スノーピーク」に社名を変更し、今に至る。

今では高品質でおしゃれなブランドとしてキャンパーの間に浸透し、他ブランドよりも相対的に価格が高いものの、ものすごい人気を博している。

スノーピーク独自の会員制度とスマホアプリを開発し、製品トラブルの際には修理や交換などのアフターサービスも自社で行なっている。

③そして最後にLOGOSについて。

LOGOSは、1928年に大阪で生まれた船具用品の問屋である「大三商会」という名前でスタートした。

その後本格的な船具用品メーカーとして舵を切り、1997年に「株式会社ロゴスコーポレーション」として再スタートを切った。

これは1996年の第一次キャンプブームを受けて、キャンプ用品に舵を切っていこうという方向転換がなされたということである。

そこからLOGOSはアウトドアブランドとしてその地位を確立していくことになる。

ちなみにロゴの葉っぱは「カエデ」(メイプルリーフ)であり、人々が自然に触れることができるかけがえのなさを象徴している。

同時に、人々が自然を介してつながっていくということを示しており、それは自然を尊ぼうというLOGOSとしての方針がある。

商品は主にファミリー層をターゲットとしており、カラー展開が豊富なのが最大の特徴である。

カラフルなデザインが多いので、可愛さを求める層(主に女性や子供など)に人気がある。

このように、
①コールマンはガソリン式ランタン、
②SNOW PEAKは金物問屋、
③LOGOSは船具用品をルーツとしている。

同じキャンプブランドのように見えて実はそれぞれ違った魅力を持っている。




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