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[素材]スチールとアルミ

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ありがとうございます。

本日は「[素材]スチールとアルミ」をテーマに書いていきます。

先日、テントのペグについて学んでいた。

ペグとは、テントを地面に固定するために打ち付ける杭(くい)のこと。

ペグにはいろいろな種類があるのだが、ペグを構成する要素の一つとしてスチールとアルミ・チタンがある。

今回はスチールとアルミの違いについて書いていく。

その違いは、硬さと重さである。

まとめると以下のとおりである。

①硬さ:硬いのがスチール缶、潰せるのがアルミ缶
②重さ:重いのがスチール缶、軽いのがアルミ缶

まずスチール缶について。

スチール缶はものすごく硬く、アルミ缶は成人している人の力なら容易に潰すことができる。

なぜスチール缶が硬いのか僕は知らなかったので、調べてみた。

どうやら、スチール缶が硬いのは鉄の合金(鉄と鉄が合わさってできたもの)だかららしい。

鉄どうしをくっつけると硬くなるというのは納得だ。

そして、スチール缶には耐熱性があるというメリットもある。

だから温かいコーヒーなどは主にスチール缶が使用されている。

ただし、重たくて製造コストがかかるというのがデメリットである。

次にアルミについて。

アルミは正式名称を「アルミニウム」(元素記号Ai)と呼ぶ。

Aiという単一の物質からできているため、質量が軽い。

製造コストがかからないので、大量生産が可能なことがメリットである。

そのため、炭酸飲料などの冷たい飲み物の缶はたいていアルミ缶。

しかし柔らかくて変形しやすいというデメリットもある。

また、耐熱性はないのでアルミ缶に温かい飲み物は適していない。

以上が、スチールとアルミの違いである。

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ちなみにスチールのペグは、ものすごく硬くて強度があるので、風の強い日などは重宝する。

その一方でアルミのペグはものすごく軽い分、スチールのペグに比べるとどうしても強度は劣る。

しかし、アルミのペグは軽いので持ち運びしやすい。

そのため、登山をしつつ山の中でテントを張って宿泊する場合などは、アルミのペグは重宝される。

素材と場面によって使い分けが必要である。



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