![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143241288/rectangle_large_type_2_fdb8701f4e2a751968d9202d5129ff5e.png?width=800)
[素材]スチールとアルミ
💡ゆかりーぬ様の画像を使わせていただきます。
ありがとうございます。
本日は「[素材]スチールとアルミ」をテーマに書いていきます。
:
先日、テントのペグについて学んでいた。
ペグとは、テントを地面に固定するために打ち付ける杭(くい)のこと。
ペグにはいろいろな種類があるのだが、ペグを構成する要素の一つとしてスチールとアルミ・チタンがある。
今回はスチールとアルミの違いについて書いていく。
✅その違いは、硬さと重さである。
まとめると以下のとおりである。
①硬さ:硬いのがスチール缶、潰せるのがアルミ缶
②重さ:重いのがスチール缶、軽いのがアルミ缶
まずスチール缶について。
スチール缶はものすごく硬く、アルミ缶は成人している人の力なら容易に潰すことができる。
なぜスチール缶が硬いのか僕は知らなかったので、調べてみた。
どうやら、スチール缶が硬いのは鉄の合金(鉄と鉄が合わさってできたもの)だかららしい。
鉄どうしをくっつけると硬くなるというのは納得だ。
そして、スチール缶には耐熱性があるというメリットもある。
✅だから温かいコーヒーなどは主にスチール缶が使用されている。
ただし、重たくて製造コストがかかるというのがデメリットである。
次にアルミについて。
アルミは正式名称を「アルミニウム」(元素記号Ai)と呼ぶ。
Aiという単一の物質からできているため、質量が軽い。
製造コストがかからないので、大量生産が可能なことがメリットである。
そのため、炭酸飲料などの冷たい飲み物の缶はたいていアルミ缶。
しかし柔らかくて変形しやすいというデメリットもある。
また、耐熱性はないのでアルミ缶に温かい飲み物は適していない。
以上が、スチールとアルミの違いである。
:
ちなみにスチールのペグは、ものすごく硬くて強度があるので、風の強い日などは重宝する。
その一方でアルミのペグはものすごく軽い分、スチールのペグに比べるとどうしても強度は劣る。
しかし、アルミのペグは軽いので持ち運びしやすい。
そのため、登山をしつつ山の中でテントを張って宿泊する場合などは、アルミのペグは重宝される。
素材と場面によって使い分けが必要である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?