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文章は鮮度が命

勤務先の保育園までは地下鉄で1駅の距離なので、徒歩でも20分程度。だからお天気の良い日は歩いて通勤することが多い。

昨日もいつものように隅田川にかかる橋を渡っていると、川面に船や重機みたいなものがいくつか浮かんでいるのが見えた。
意外と川の上を仕事場にしている人は多いのかもしれないな、と思った。
今までは、ぼーっとしながら歩くことが多くてわからなかったが、アウトプットをはじめてからはいろいろなことに気付けるようになった気がする。

それは目に見えるものだけでなく、人の何気ない言葉や、自分自身の感情や思考などもそう。
今までだったら、気にも留めなかったようなことがいちいち心に引っかかったりすることが増えた(もちろん良い意味で)。
だから、頭の中でぐるぐると思考が渦巻いてしまうことが多くてなんとも忙しい。
とくに、歩いている時、
お風呂に入っている時、
それに仕事の途中でもたまにむくむくと頭に浮かんできて、
「あー、今すぐ書きたい!」という衝動に駆られるのだ。
しかし、すぐに書くことはできない。
だから、せめて忘れないようにとメモを取るようにしているが、瞬間的に浮かんだ思考は後からでは形にできないことが多い。
並んだ単語や短い言葉だけでは、その時の新鮮な気持ちを思うように表現することができないのだ。

文章は鮮度が命。

と言っていた人がいたが、本当にそうだ。
思いついた時が書き時ということなのだ。
だから下書き保存にストックしてある単語や短い言葉は、なかなかアウトプットされずに溜まり続けてしまうんだろうな。

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