あとどれくらい
ついこの前2023年度に入ったばかりなのに、気づいたら2ヶ月が過ぎていた。
毎年なんとなく年度跨ぎのバタバタが落ち着くゴールデンウィーク前後に体調を崩しがちなのだが、今年はわりと元気に過ごせていた。
今年度はこのままいけるかなと、油断していたせいかもしれないが、5月の最終日の夕方に突然高熱が出た。これまでの経験からまず思ったのは、急な発熱=インフルエンザ。月末月初のこのタイミングで一週間休むことになるのは辛すぎるな。と思っていたら、39度近く出ていた熱が朝には下がっていた。他の症状はなかったので仕事に行ったのだが、その日も帰宅後にまた熱が出た。何なんだ?と思いつつ、激しい頭痛があったのでロキソニンを飲んで寝た。熱が出たのはこの2日間だけだったのだが、食欲がなくてほとんど食べずにいた。案の定、保育に入るとフラッとする感じになったので、思い切って半休を取って家に帰った。
どんなに元気そうに振る舞っても、食事をしていないと力が出ないものだなと、あらためて思った。
普段通りに食べたいものを好きなだけ食べて、眠たい時に躊躇なく眠れることって、じつは当たり前じゃないのかもしれない。
そして、ふと年齢について考えた。
1966年に生まれた私は、この夏57歳になる。
男親には縁がなくて何もわからないのだが、母方の祖父は55歳でこの世を去り、祖母は57歳で亡くなった。自分が子どもだった頃、おじいちゃんもおばあちゃんもちゃんとそれなりに年寄りに見えていたのだが、じつは若かったんだな。って思う。
それにしても寿命って不公平だな。私に残された時間はいったいどれくらいなんだろう。
そんなことを考えつつ、健康であることに感謝しながら、最期の瞬間まで好きなことを考えたり、好きなことをしたりして、笑っていたいなぁ。
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