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本日のまかない記録(2024/04/02)

あんかけ揚げ麺
刺身
味噌汁
サラダ
鯛めし(ふりかけ)

君はたとえそれがすごく小さな事でも
何かにこったり狂ったりした事があるかい

好きな歌の歌詞を引用しました。中学2年生から高校生にかけてスピッツにどハマりした時期がある。父がチケットが取れたからとホールライブに連れていってくれたことをきっかけに狂ったようにのめり込んでいった。

生で聴いた「名前をつけてやる」が忘れられない。ツアーだったこともあり、私は地元の公演に間に合わせるためにチケットをネットで探した。その頃はまだ転売が横行していて、何がなんでも欲しかった私は大金を注ぎ込んだ。別にお年玉も使ってないし、安いもんだと躊躇なく買った。値段は言えない。

最高だった。本当に最高だった。スピッツはCDで聴くよりも断然ライブが良い。ライブになると演奏や歌が劣ってしまうアーティストはいるが、スピッツは違った。もうその頃には狂っていたので、本人たちが登場するやいなや、「ああ、本当に存在していたんだ」と涙した。自分の中ではすでに伝説のような人物である。

どハマりしていた時期にやっていたことを並べてみる。供養する意味も込めて。

・ブックオフや古本屋を巡りスピッツが少しでも記載されているものを購入
・移動教室の机の上に歌詞を書き連ね、歌詞の続きを書いてくれる同志はいないか探す
・お昼の校内放送リクエストでスピッツを流し、ひとり歓喜する
・ひたすら高画質なスピッツの画像を保存しまくる
・自作グッズを始める(プラバンでバッジ作ったりしてました)
・街中や通学路でスピッツに関する単語を集めまくる(看板とか)

草野さんがエレカシは正座して聴いていると言っていたので、真似をして私も正座して聴いていた。エレカシももれなく好きになった。

今はあの頃のように狂うほど追っかけているわけではないが、あの頃の自分は良かったなと鮮明に思い出せる。

ぜひ、これを読んだ人に冒頭の歌を聴いて、歌詞を見てほしい。

何を見ても何をやってもうれしい、この感覚を忘れてはいけない。年齢を重ねるに連れて毎日がとても早く感じるようになった。道端に咲く小さな草花、古い商店の看板、干したての布団の匂い、夏から秋に変わるあの感じ、そういうものに心動かされる人生でありたいなと思う。
そしてその嬉しさを共有できる人とこれからもずっと一緒にいたいと強く願う。

終わり






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