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最高の瞬間(笑)


 人生で見てきたライブの中で最高の瞬間が3個だけあって、2021/2/11のCRYAMYワンマンで「この曲は今日で意味が変わって昔は暗い意味しか持ってなかったこの歌も今日のこの建国物語の〆で曲の意味は変わります。暗い意味しかなかったこの曲も、あんたら全員を騙してでも幸せになってほしいそんな曲に変わります(もうだいぶ昔なのでこんくらいの意味あいのMCだったなくらいでおねげえしやす)。」から始まった月面旅行で、この曲に思い入れはもともと深くはあったんだけどまたひとつ大きく意味が変わって歌詞も不思議と全然違う歌に聞こえてくるようなそんな曲になった。このライブに来る以前はCRYAMYはすぐに解散すると思ってたしなんならいい曲作ってんのにライブがひどすぎてむしろ嫌いまであったけど、コロナ禍を経て無茶苦茶をするだけがライブじゃないしそれをやるのは愛がないみたいな感じのことに気づいたらしくてだいぶ客層もライブの雰囲気も変わった気がする。(まあ、一概にファン層が良くなったことがいいことなのかはわからんが。ファンに対して治安が良い良い呼びかけていい人ばっか集めるのはなんかデパートの便所にいつもきれいにご使用いただきありがとうございますを書く感じがしてなんかうんこくせえなとも思うけど。)これが1つ目のもう忘れられない瞬間。
2022/12/11のdadadays梅田クアトロの光るまち
ライブ本編では途中までdadadaの新曲ばっかりで誰も知らないしもう来ないって決めたやろうなって人も何人かいたようなかんじもあってでも、アンコールで人工衛星と手やってダブルアンコールで新しい風やって終わりかなと思ってみんな帰り始めてるとこにアコギを持ったスターがひとりでステージに現れておれがやりたいからやるよっていって「光るまち」コロナ禍でありながらも少し落ち着いてきた時期で、みんな戸惑いながらも光るまちを小池のシンギンに合わせて歌ったりして、もうなんかタイムスリップしたんかなってくらい感動してこのライブがあるんやったらいつまででも忘れずに心のなかでtetoが生きててくれてよかったって思った。これが2曲目。
3つ目がELLEGARDENの11/29 zepp Osaka BaysideでのCakes and ale, and everlasting laughでこの曲については話し始めるとまじで長いから端折って端折って書こうと思う。
人生で一番最初に付き合った女がいましてですね、その時の女がすごくELLEGARDENが好きな女で、おれは当時ブックオフを回りまくってもう既に解散して500円とか300円で売られてるELLEGARDENのCDを買いあさりまくる生活をしてたわけですよ。ほんとになけなしの中学生のお小遣いのうちの9割くらいをブックオフでCD買うのに使ってたわけです。それでよくないアプリの代表格のMusicFMとかも入れたりしてなんとかして全曲聞いてやる聞いてやるって思ってね、普通にmissingとかも好きなんやけどやっぱ自分で見つけてやったぞ感がどうしても欲しくって、シングルをブックオフに買いあさりに行ってたわけですよ。それで忘れもしない練馬高野台のブックオフで見つけるわけですよ。ジターバグのシングルを。ジターバグ自体もめっちゃ好きやしなんといってもNew year's dayとcakes and ale,and everlasting laughなんて曲は知らないしユーチューブにもどこにもなかったわけですよ。そんでもって買ってCD焦りながら取り込んで、ジターバグは聞き飛ばしてカップリング2曲を聞き始めたわけですよ。であの曲が流れてきて、シャイボーイ恐れるんじゃねえ涙を流すんじゃねえお前の持ってる本はお前に何を伝えてくれてる?って聞こえてくるわけですよ。(当時英語もちょっとしかわからんながら必死こいて翻訳までしてあらかわいい子)日に日に物事はめんどくさくなるけど俺らに必要なのは馬鹿笑いと馬鹿騒ぎだ!そんなことをこの曲が言うてくるわけですよ。もう感動しちゃって困って困って、当時別に親友って呼べるような友達もいなくて、ただただまあみんなに合わせて適当に楽しくもないのに楽しかったふりして感動してないのに良かったねとか感動したとかってみたりして今思えばクソみたいな日々なわけですよ。でもなんかこの曲聞いてたらいつか本気でしんどいときにバカ騒ぎしてくれるやつとあって楽しく生きてくんだろうなって思って人生を続けたわけですよ。ほんで、来る2022/11/29にいきなりELLEGARDENが新アルバム出したら古い曲できなくなるから今日は古い曲いっぱい持ってきてるとか言ってsliding doorとかCan't remember how we used to beとかをやっておじさん方涙目になって本編終了して、当然アンコールが始まるわけなんですよ。ここで高架線くらいやろやってないのって思ってたらほんとに高架線やってくれて終わりかと思ったら軽快なあのイントロが流れ始めるわけですよ。は?って思って聞き間違いかなっておもって何回聞いてもあの曲やんってなるわけですよ。それが3曲めの人生を揺るがすくらいの衝撃のあった瞬間なわけですよ。

てか前置き長すぎるな一応ここ前戯やねんけどな。過去パートいるか?いらんやろいつか書き直せ。

そんでそんでこんな思い入れの強いシーンに食い込んでくるライブをこの前chazawa streetで出会っちゃったわけなんですよ。セルフィッシュガールみなさんご存知でしょうか?あのかわいいくまさんが歌ってる歌なんですけど、漫画家兼ミュージシャン兼ツイッタラーのあのくまさんの曲で、今年あの曲が発表されてからYou Tubeで再生しすぎてもう現時点で今年一番見た動画確定してるんですけども。
普通に肩書が多い人で、バンド活動がメインではないことをしっていたからこそライブで見れるタイミングがあればいつでも見てやろうって思っててそれがこの前たまたま見れたわけですよ。もう歌詞一個一個について全部感想述べたいくらい好きな歌で、セルフィッシュガールですとか言いながらリハ全然わからん曲2回やって本編スタートって感じで、なにやんねん思ったらいきなり一発ギャグから夢であえたとて(笑)が始まってて、あんたはそう思ってないかもしれないが、こっちから見たらもうイヤホンの中のスーパースターが目の前でまさかのライブやってるわけですよ。どういうこと?ってなるし、最前付近にはセルフィッシュガールガチ勢の知り合いばっか並んでるし絶対止まれるわけない状態になってるし、もうほんとにむっちゃくちゃなあのフロアが走馬灯に出るとか言ってたけど舐めんなこっちの走馬灯にも出るわって感じでした。
何回でもあのイントロが流れ始めるシーンには戻ってもいいなって心から思う。セルフィッシュガール!ワイの青春!!いつかまた絶対あの最高の瞬間を!!何回でも超えてほしいあの最高の瞬間(笑)

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