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魂と類魂(グループソウル)について3「類魂」

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●魂の構造図

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●類魂(グループソウル)の構造図

魂と類魂(グループソウル)について

この「魂の構造図」及び「類魂(グループソウル)の構造図」は、フレデリック・マイヤースが、死後、ジュラルディーン・カミンズ女性霊媒を通じて送ってきた自動書記通信(「永遠の大道」)と、「シルバーバーチの霊訓10」をまとめたものです。
魂にも親がいてその親の親をたどって行くと、そこには大きな魂の家族が存在する。(霊的祖先)
これをマイヤースは「グループソウル」と呼び、浅野和三郎氏が「類魂」と訳しました。

シルバーバーチは次のように語っています。

さらにダイヤモンドがいくつか集まって一個のインディビジュアリティを構成しています。例えばこの霊媒(バーバネル)と奥さん(シルビア・バーバネル)と私(シルバーバーチ)とは一個のインディビジュアリティに所属しております。一人の支配霊がいくつかの類魂を従えていることがあるわけです。
つまり地上で肉体を通して顕現するのはインディビジュアリティのごくごく小さな一部ということです。
ダイヤモンドに例えられているのは一個の魂のことであり、その魂がたくさん集まって一個のインディビジュアリティを構成している。地上で’自分’として意識しているのは脳を中枢として顕現している地上特有の人物像であって、その中において霊的自我の占める要素はきわめて少ない。

ここで語っている「インディビジュアリティ」とは、先の投稿では、「魂の構造図」全体の意味でしたが、ここでは、「類魂の構造図」全体の意味です。紛らわしいですね。原文はどうなっているのでしょうか?
ともあれ、今ここにいる私は、類魂の中の、一つの魂の中の、一つの霊相、であるわけですね。

フレデリック・マイヤースは次のように語っています。

一個のスピリット(中心霊=本霊、守護神、産土神)が複数の魂を一つにまとめている。 各魂は中心霊から霊的養分をもらう。
一個のスピリットの中に含まれる魂の数は20、100、1000の場合もあり一定しない。
魂の多面(霊)の転生により、一個の魂が霊的向上に向かい、更に類魂の中の魂同士の体験・知識を共有して霊的成長を図っていく。

1000個!!!すごい数の場合もあるのですね。転生の仕組みを学校に例えるなら、20個の場合は小さな学校、1000個の場合はマンモス校といったところでしょうか。ただしIQ面ではなくEQ面での学校ということでしょう。

浅野和三郎氏は、「永遠の大道」で下記のような創造的再生説を述べています。

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創造的再生説
・分霊A~Fは、それぞれ異なった時代に転生する。
・例えば転生中の分霊Aを守護する分霊B(守護霊)は、A、B互いの転生の時代も互いの関係も深いが、C~Fとも連動関係にある。
・霊的進化の各段階の分霊A~Fの間には、反射作用、連帯責任を持っている。

こちらの創造的再生説も、シルバーバーチのインディビジュアリティやマイヤースの類魂(グループソウル)と、ほぼ同じ内容ですね。

魂を類魂と置き換えれば、更に高みの階層の図になるのではないでしょうか?
原子核<原子、電子<分子<物質・・・・の構造に似ているような気がしますね。
そして分子内の引力は、魂相互の霊引力に置き換えられるようにも思います。

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まとめると、

●たくさんの霊相を持つ魂が集まって類魂(グループソウル)を作っている。

●中心霊(本霊、守護神、産土神)が類魂内の複数の魂をまとめている。

●類魂内の魂の数は、20,100,1000の場合もあり一定しない。

●シルバーバーチの霊訓では、「インディビジュアリティ=魂」の語りもあれば「インディビジュアリティ=類魂」と表現している箇所があるが、いずれにせよ霊相側からみれば運命共同体の一人ということになる。

●魂の多面の霊相による転生、さらには類魂内の経験・知識などを共有して霊的成長を図っていく。

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次回は、「生まれ変わり、カルマ」について記述します。

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