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スリ・ユクテスワの霊界通信報告3~幽体について

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ヨガナンダの元を訪れたスリ・ユクテスワは、「幽体」「幽界人」について多くの情報を語りました。まずは「幽体」について。

●幽体について

幽体は、温度その他の自然条件の影響を受けることはない。

人体の幽体構造の根幹は、千枚の花びらをもつ光の蓮の花にたとえられる幽体の脳と、スシュムナと呼ばれる幽体脊髄に並ぶ六つの目覚めた中枢だ。

幽体の心臓は、幽体の脳から光と宇宙エネルギーを導入し、それを幽体の神経や細胞(ライフトロンで出来ている)に送っている。

幽界人は、ライフトロンの力や聖なるマントラの振動によって、自分の姿形に変化を加えることができる。

幽界人のまとっている幽体は、ほとんどの場合、前世において肉体の内側にまとっていた原型と同じ姿をしている。顔つきやからだつきは、前世の地上における青年時代のそれとよく似ているが、私のように年をとってからの姿を好んでとる者もいる。

幽界は、総合的な第六感すなわち直覚によって認識される世界だ。直覚だけで見たり、聞いたり、嗅いだり、味わったり、さわったりしている。彼らは三つの目をもっており、そのうち二つは半ば閉じている。第三の目は、ひたいの中央に垂直方向についていて、開いており、これが最も主要な目だ。

幽界人は、目、耳、鼻、舌、皮膚等の外面的な感覚器官をみなもっているが、すべて直覚によって経験している。

希薄な幽体もまた、ときには切り傷や打ち傷を受けることがあるがそれらは治そうという意志を働かせることのよって直ちに治ってしまう。

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「幽体構造の根幹は、幽体の脳と、スシュムナと呼ばれる幽体脊髄に並ぶ六つの目覚めた中枢」とありますね。
スシュムナとは、インドのヨガで使われている、気功の脈に相当する大きな気の通り道のこと。尾骨末端から脊髄を通り、脳天に至る生命エネルギーの通り道のようです。スシュムナにはすべてのチャクラの根があるといわれています。

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ここで出てくる「ライフトロン」という言葉ですが、「生命の素粒子」「幽体の細胞」という意味合いでしょうか。

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幽体の容姿は、前世の物質的容姿のようです。この記述での見え方は主観的なもののようですが、相手の望む容姿に合わせることもできるようです(年老いた容姿、若い頃の容姿など)。
幽体は肉体のひな型のようであり、五感の感覚器官も残っているようですが、知覚するのは五感ではなく、第六感覚(直観)のようです。

以前、上記のような投稿をしましたが、この中に下のような図を掲載してあります。

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スピリチュアリズムでは、表現の仕方は様々ですが、体=肉体・複体(エーテルダブル)・幽体(アストラル体)・霊体(メンタル体)などが重なり合って構成されていると教えています(厳密には幽体と霊体の間にも複体がある)。
スリ・ユクテスワは、この中の「複体(エーテルダブル)・幽体(アストラル体)」について語っていると思われます。

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第三の目(サードアイ)は、第6のチャクラに位置します。

脳の奥にある松果体は、脳の真ん中、深いところにある小さな組織。睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する脳器官であり、ニワトリやサカナなど多くの動物では光を感じる、いわゆる「第三の眼」として機能します。

第三の目は、多くの動物で本当に光を感じる「眼」として機能しているのですね!驚きです。但し、位置的には眉間の奥でもあり、頭頂部の奥でもあります。

この器官は、ちょっと不思議な感覚・・・・「オーラが見える」とか、「共感覚」とも関連があるかもしれませんね。

また、仏様の眉間のやや少し上に付いているものは・・・・・白毫(びゃくごう)というそうです。

白毫(びゃくごう)は、仏(如来)の眉間のやや上に生えているとされる白く長い毛。右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺(約4.5メートル)あるとされる。眉間白毫とも。三十二相の31番目であり、白毫相、眉間白毫相とも。
光を放ち世界を照らすとされる。『法華経』序品には、仏(ガウタマ・シッダールタ)が無量義処三昧の瞑想に入ったとき、白毫が光を放ち東方一万八千世界を照らし出すというシーンが描かれている(爾時仏 放眉間白毫相光 照東方万八千世界)。
白毫の位置は、インド哲学における第6チャクラのアージニャーである。シヴァ神などいくつかのヒンドゥー教の神はその位置に第3の目を持つ。
白毫 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2020年7月21日 (火) 21:43


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