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11.退行催眠中間域全記録~「成長する魂」

マイケル・ニュートンというセラピストがまとめた、退行催眠による「死んだ後の世界~生まれる前の世界」、いわゆる「中間域」の記録を紹介しています。

ここでは、「成長する魂」について記述しています。

成長する魂

●魂がレベルⅡを超えて中程度の進歩の段階に進むと、グループとしての活動は著しく減っていきます。これは初歩的な魂が経験する孤立した状態に戻るということではありません。中程度のレベルに達した魂は自立した活動ができる成熟と経験を身に付けて、本来のグループとのかかわりは少なくなります。これらの魂はこの世に生まれる回数も減っていきます。

●レベルⅢとⅣに入ってようやくさらに重要な責任を担う準備がととのってきます。いまやガイドとの関係は、教師と学生のそれから、いっしょに仕事をする同僚の関係へと変わっていくのです。

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(これは、例えば、中学生までは、同じ教室で同じように学ぶクラスに属しているが、高校生になると、理科系と文系に分かれるように、あるいは、大学生となり、専門分野を専攻したり、研究室に属したり、独自の卒業論文へ向けて研究する雰囲気と似ています。更にまるで、大学院へと進み、研究生となったり、教授の手伝いをしたりするかのようです。by  spritwind)

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●この世にあるより進歩した魂たちは、宇宙の生命の計画について、注目すべき深い理解を有しています。私は彼らからできるかぎりのことを学びたいのです。

●魂が進歩するためにはこの世に何百回となく生まれ変わってこなけらばならないわけではありません。この世に初めて現れたのが七万年前の、今やレベルⅣに近づいている魂もあれば、たった四千年のうちにレベルⅢの気づきまで到達した被験者を見ています。

●ガイドは自分の考えを完全に読まれないようにフィルターをかけることができます。何でも解ってしまうスピリットの世界において、魂たちの成長を阻害するような情報など、知る必要のないことを悟られないようにすることができるようです。

●誰もが教師に向いているわけではありませんが、向いていないから青いオーラの進歩した魂になれないというわけではないのです。ガイドも、他のだれとも同じように、それぞれに能力や才能の違いがあって、彼らなりの欠点も抱えています。それぞれに学習のアプローチは違っても、最終的には、全員が同じ霊的な高潔さを獲得するのです。

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(「魂のレベル」、「魂の進歩」とはどういう事なのか?何をもって「進歩」とするのか?霊的な高潔さとは何なのか?具体的にどういうことなのでしょうか?

下記にシルバーバーチの霊界通信の一部を挙げます。

神性の本性として自発的に顕現を求め、それがあらゆる種類の美徳と善行、つまり親切、同情、寛容、慈愛、哀れみ、友情、博愛、無私の愛となって表現されます。その量が多ければ多いほど、それを発現している霊は偉大であることになります。(シルバーバーチの霊訓1 P154-5)

また、「あの世の存在に活かされる生き方」パット クビス (著), マーク メイシー (著), Pat Kubis (原著), Mark Macy (原著) 冨山 詩曜 (翻訳), 臼杵 真理子 (翻訳) P107~108には、次のように書かれています。

・アストラル体の振動数を上げる要因となるもの

1.
2.あわれみ
3.他人への奉仕
4.落ち着いた、客観的な態度
5.新鮮な果物や野菜を食べること
6.純粋な水を飲み、きれいな空気を吸うこと
7.霊の存在を現実として考えること

・アストラル体の振動数を下げる要因となるもの

1.恐れ
2.憎しみ
3.憤り
4.自己中心的な態度や利己主義
5.世俗的なものへの執着
6.アルコール、タバコ、麻薬の常用
7.赤身の肉や脂肪などの「重い」食物をとること
8.悪意を持って他の人々や動物を傷つけること
9.霊についての無知や大きな誤解

「アストラル体の振動数を上げる」とは、「霊魂の成長」と解釈して良いかと思います。「霊的な成長」に関しては、いずれ深く掘り下げたいと思っています。by  spritwind)

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●その人生の困難さは、その境遇が’自分にとって’どれほどのチャレンジとな
るか
によって決まるのです。’他人にとって’ではなくて。

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(人生の困難さは、人それぞれによって違います。これも、下記のシルバーバーチの霊界通信が良く言い当てています。

人生の難問がどの程度まであなたに影響を及ぼすかは、あなたの霊的進化の程度に掛かっています。ある人には何でもないことのように思えることが、あなたには大変なことである場合があります。反対に、ある人には大変な問題に思えることが、あなたには些細なことに思えることもあります。各自が自分なりの運命を築いていくのです。(シルバーバーチの霊訓2 P71)
by  spritwind)

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この本のこの章では、さらに、次のような世界が描かれています。

●この世には、二、三つ、それ以上平行した人生を送っている魂がいる。

●ガイドの助けを得て、地球以外の惑星の宿主を選ぶこともあるらしい。地球は過酷な場所とみなされ、地球を選ぶものたちは’冒険的な魂’と呼ばれている。

●魂はレベルⅢにしっかりと定着するようになると、個人的に創造力の練習をすることを求められます。無生物からはじめてだんだんと生物をつくれるようになり、長い、ゆっくりとしたプロセスを経て、単純なものから複雑なものへと進歩していきます。

まるでSF小説のようですが、同じように伝えてきている霊界通信もあります。この辺りまで来ると流石ににわかには信じられないという方も多いと思いますので、ここでは割愛します。by  spritwind

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