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スリ・ユクテスワの霊界通信報告2~ヒラニャローカでの仕事

ヨガナンダの元を訪れたスリ・ユクテスワ。地上を去った後、彼はどこで何をしているのでしょうか?

●スリ・ユクテスワの仕事とヒラニャローカと呼ばれる星

スリ・ユクテスワは生前、弟子のカルマを軽減してやるために、ときおりその病の重荷を自分の身に引き受けられたが、それと同じように、幽界においても救い主として、ヒラニャローカの住人たちがすみやかに進化を遂げてより高い観念界へ昇れるように、彼らのカルマの一部を代わりに背負ってやることを言われたのである。
(彼の仕事は、地上から昇って来た魂よりも、観念界から戻って来た魂を助けること。それが神のご命令である。)

このカルマの軽減ですが、先日、縁があって受けた某波動調整機器のモニターの会でも、先祖代々のカルマを消す云々の説明がありました。機器でカルマ、因果応報が消せるのであれば、もう転生の必要はありませんね。

キプロスのヒーラー・ダスカロスの本にも、スリ・ユクテスワ同様に他人のカルマを自分で背負うことは可能だというような語りがあったかと思います。

しかし、それが出来るのは相当に霊格の高い方でなければ難しいと思われます。

完全に解脱した魂の中には、再び観念界に戻って、そこの住人がすみやかに観念体に包まれた生存期間を終えて’絶対の自由’を達成するよう助力する仕事に携わる者も居る。

ちょうど預言者たちが、地上の人々の肉体的カルマの成就を助けるために地上につかわされたように、わたしもまた幽界の人々の救済者として奉仕するように神から命じられたのだ。

そこはヒラニャローカと呼ばれる星で、幽界の中でも目覚めた魂たちの住んでいる星だ。わたしはそこで、霊的に進化した人々の幽体的カルマを取り除き、幽界での生まれ変わりから解放されるよう手助けするのだ。ヒラニャローカの住人たちは、すでに霊的に高い進化を遂げており、みな最後の地上生活で、自己の肉体から意識的に脱出する能力を、瞑想によって会得したひとたちだ。地上の生涯で、サビカルパ・サマディを超えてさらに高いニルビカルパ・サマディの段階に達した者でなければ、このヒラニャローカに来ることはできない。

ヒラニャローカに生まれて来る人たちは、地上で死んだ人々のほとんどが行かなければならない普通の幽界の生活をすでに卒業して来た人たちだ。かれらはここで、前の幽界生活でまいたカルマの種子を完全に取り除くのだ。(地上から来て、まだ地上のカルマを少しでも身につけている魂は、ヒラニャローカのような高い幽界の星にすぐに昇ることはできない)

’幽界の太陽’’幽界の天国’ともいうべきヒラニャローカにはまた、もっと高い
観念界(根源界)から来たほぼ完成の状態に近い魂も住んでいる。
ヒラニャローカの進化した住人たちは、宇宙政治上の複雑な問題の解決や、神を忘れて物質のとりこになっている魂たちの救済に尽力している。

幽界の住人は、まだ精神的苦悩から完全に解放されてはいない。高い段階のヒラニャローカに住む人たちは、真理の知覚や遂行に何か誤りがあったりすると、非常に苦痛を感じる。こららの進化した人たちは、自分の意志や行為がすべて完全に霊的宇宙法則にかなうよう努力している。

「ヒラニャローカと呼ばれる星」というと地球とは別の星のように思ってしまいますが、霊界の一つと考えれば、下記のような図になります。

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上記の霊界図によれば、物質界を去る(肉体を脱ぎ捨てる)と幽界へ行きますが、その幽界内でも転生が行われるようです。上記の引用文を図にすると、このような高い幽界の位置にヒラニャローカがあり、スリ・ユクテスワは、そこで幽界の住人を観念界へと転生させる手助けをしているというわけです。

地上界(物質界)を去った後も、階層間(階層内でも)を転生するようです。この世を去った後も、またこの世に転生してきたり、それぞれの界の中で転生したり、更にはより高い階層に転生したりと、地上界に居る我々の旅路は、まだまだ先が長いですね。。。。。つづく

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