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ソウルメイトとは

生まれる前に会うことを決めてきた魂のことです。恋愛関係だけでなく友人や師弟関係など、どんな関係でもあり得ます。なので誰にでも複数人いますし、ソウルメイトでなくても今世で親しくなった人とは来世はソウルメイトとして出会うこともあります。今世のソウルメイトは前世やそれ以前の人生で一緒だっただけでなく、人生と人生の間の中間世で会って意気投合した魂もいます。
どちらにせよ、一緒に頑張ろうね、途中で会おうね、と約束しているのです。ソウルメイトとは一生続く関係になるとは限らず、人生の一部の時間を一緒に過ごすだけのことも多いです。今世の最後に自分の人生を振り返って強く印象に残っている人、影響をお互いに与え合った人、出会えて良かったと思う人は恐らくソウルメイトです。
同じ魂のグループで関係性を変えながら何度も転生するという話も聞いたことがありますが、生まれ変わりの研究をしている人たちの本を読む限りそうとも思えません。肉親が恋人になるのも私には受け入れ難いです。その考え方が三次元的で未熟だと言われるかもしれませんが。

また、ソウルメイトのほかにツインフレームという概念もあります。日本ではツインソウル?いくつか種類があるようですが、私が知っているのはソウルメイトとツインフレームの2種類です。ツインフレームというのは魂が2つに分かれた片割れのことで、必ず恋愛関係になる魂のことです。結ばれるまでの間には、チェイサーが追いかけたりランナーが逃げたりと紆余曲折を経ると言われています。サイレント期間という連絡をしない期間もあるとか。そして最終的に結ばれたら輪廻転生から卒業できるそうです。
私はこのツインフレームという概念にはかなり懐疑的、というか全く信じていません。スピリチュアル界でも流行りは過ぎ去った感じです。チェイサーだのランナーだのは片思いを正当化しているだけに思えるし、サイレント期間はただの無視です。要は全く見込みのない恋愛なのでさっさと諦めるべきなのですが、恋愛に悩んでいる人に対してスピリチュアルグル(ティーチャー)や占い師が、それはツインフレームだと言って納得させるために言っているだけに思えます。ツインフレームを信じていれば結ばれるまでの間に何年どころか何十年もかかるのでその間占いやスピリチュアルコースに依存させることができます。自分から逃げている人のことを魂の片割れと信じて追いかけ続けるのは時間の無駄ですし、追われている方は恐怖を感じます。なので、この概念が廃れてきて本当に良かったと私は思っています。

恋愛関係になるべきソウルメイトとはスムーズに関係が進むので、逃げ回ったりしません。恋愛関係になるべきソウルメイトがいない人もいますが、ソウルメイト以外の完全に初対面の相手とも素晴らしい恋愛関係を築くことはできます。占いをしていても思うのですが、見込みのない片思いというのは結局縁がないのです。魅力がないとかそういうのではなく縁がないのです。だから落ち込むことはありません。自分を大切にしてくれないパートナーや、2人の気持ちの熱量に大きな差があるとか、毒になる恋人はソウルメイトではありません。そのような関係は自己肯定感を下げ、一緒にいても孤独を感じたり惨めな気分になります。一緒にいて幸せだと感じられないならその相手はソウルメイトではありません。ソウルメイトなら絶対に別れないというわけではないですが、別れるときはお互い気持ちの良い別れ方ができます。少なくとも付き合っている最中に相手を蔑ろにして悲しい気持ちにはさせません。あなたは他人に大切にされる価値がある人間だと理解してください。誰にもあなたのことをドアマットのように扱わせてはいけません。

余談ですが、タロット占いでは、2人の関係を占った時に大アルカナが何枚も出てきたらソウルメイトと判断しています。ソウルメイトとの恋愛では不安になることが少なく付き合う時はスムーズに、別れる時も同じペースで恋愛感情が減っていくのでどちらか一方が不安になることはないです。不安で不安で仕方なく占いを頼る場合は残念ながらソウルメイトではないことが多いです。

先にも書いたように、ソウルメイトではない人でも今後のソウルメイトになる可能性がありますから、ソウルメイトかどうかにこだわらずに一期一会の出会いを大切にしてください。しかし、「自分の恋愛関係のソウルメイトはどこにいるんだろう?いつ会えるんだろう?」そう疑問に思う人には恋愛関係のソウルメイトがいます。いるからこそ、出会いたいと願うのです。

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