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霊的存在の個性を感じるとき

霊的な存在からお預かりしたメッセージや情報は、ご依頼者にお伝えした後に忘れてしまうのですが、深く印象に残るセッションがあります。
それは、霊の個性を実感するコミュニケーションです。

まだ強い自我がある先祖霊や身内霊などは、人間として生きていたときと変わらない自らの言葉でメッセージを伝えることに固執する傾向にあって、しばしば私を悩ませます。 特に、論語や哲学者の名言、四字熟語、難解な言い回しに拘りを持つ方々は妥協すること無く、我を通されようとします。そのため、一方的な要求になりがちで、コミュニケーションにとても苦労してしまうのです。

守護霊や指導霊もまた伝える言葉を吟味され、単語ひとつに拘る方はいらっしゃいます。彼らは人生を歩んだことのあるため、自身の言葉で伝えようとされます。
ただ、類語であれば可としてくださる寛大さがあります。

言語を必要としない高次の世界には、我々の言語では表現できない言葉が往々にしてあるのでしょう。高位の霊的存在たちからのメッセージをお預かりしているとき、彼らが伝えたいことは分かるのに、相応しい単語が見つからず、文章に起こせないことがあります。
そんなとき、霊格の高い霊的存在は、私の脳が理解している言葉を選び文章にしてくださいます。
多くは名乗ってくださいませんが、こうした厚意から、その御方の居られる処を垣間見ることができるのです。

霊的存在の個性を感じるとき、それは私にとって、繋がれている相手が本当に高次の存在なのかを確認できる、とても大切なチェックポイントのひとつです。

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