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対振り右玉駒組みのワナ 四間飛車編

先日支部対抗戦(団体戦)を見に行きました。筆者も一回だけ団体戦に出たことがありますがあれメチャクチャ楽しいですよね。機会があったらまた出場したいです。
前置きはさておき今回のテーマは対振り右玉です。
正直対振り右玉って筆者的には中飛車に対する糸谷流右玉は見るけど四間飛車や三間飛車に対してはどうなのよみたいな認識でした。が、知り合いの四間飛車党に聞くとやってくる人は一定数いてなかなか勝ちにくいらしい…
今回はそんな対振り右玉に対して四間飛車から超急戦を仕掛けます。
もし対振り右玉に手を焼いている人がいましたら参考になれば嬉しいです。

初手からの指し手

☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖4四歩☗2五歩☖3三角☗4八銀☖4二飛(基本図)
少し☖4二飛が早い気もしますが後述する☗4六歩もしくは☗3六歩を警戒している意味合いがあります。

新規棋譜8手

基本図から☗4六歩

右玉に組むならここで①☗4六歩②☗3六歩がありますが①☗4六歩は☖4五歩が気になります。

新規棋譜10手

以下☗同歩☖同飛☗3三角成☖同桂☗6八玉☖3二金☗5六角☖8五飛☗7八玉☖6二玉が進行の一例で互角ですが右玉側はこのような展開は望んでいないでしょう。

新規棋譜20手

基本図から☗4六歩は☖4五歩と突かれる可能性があるため②☗3六歩と突くほうが無難です。

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